2018年4月4日、光明日?qǐng)?bào)は農(nóng)村のごみ処理問(wèn)題に焦點(diǎn)を當(dāng)てたシリーズの一つとして、日本について紹介する記事を掲載した。以下はその概要。

日本の清潔さは數(shù)多くの観光客に深い印象を殘す。空は青く水は澄み、道路には紙くずがほとんど落ちていない。しかし、そんな日本も40年余り前は深刻な大気汚染やごみ問(wèn)題に苦しめられていた。日本は政府と國(guó)民が共に努力したことで大幅な環(huán)境改善を?qū)g現(xiàn)したのだ。きれいな環(huán)境は日本の名刺となり、今では大勢(shì)の外國(guó)人観光客を引き付けている。

知ってのとおり、ごみの分類(lèi)や回収、法律による規(guī)制など日本の環(huán)境に対する取り組みは世界的にも有名だ。日本では都市でも農(nóng)村でも行き屆いたごみ処理が行われ、ある地方では大都市をはるかに超える細(xì)かささえ見(jiàn)られる。

高度成長(zhǎng)期の大量生産、大量消費(fèi)、大量廃棄でごみをめぐる問(wèn)題が突出した日本は1970年代に可燃ごみと不燃ごみを分けることを始めた。そして、資源ごみの再利用拡大に伴い、ごみの分類(lèi)もさらに細(xì)分化され、複雑なものになった?，F(xiàn)在、日本のごみは可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源ごみなど大きく8種類(lèi)に分けられており、地方によっては20種類(lèi)以上に分けるところもあるそうだ。

ごみの分類(lèi)を見(jiàn)たわれわれは日本人の細(xì)やかさに感服してしまうが、日本人はその過(guò)程においてもさまざまな注意を払う必要がある。例えばペットボトルを捨てる時(shí)はキャップと本體を分けること、本體からラベルを剝がして中を水ですすぐことなどだ。収集日も厳格に決められているため、日本の多くの家庭はごみの種類(lèi)ごとにごみ箱を用意し、収集日に楽に出せるよう工夫している。また、日本では各家庭にごみ収集カレンダーが配布されたりするが、市報(bào)や自治體のホームページなどでも収集日に関する具體的な情報(bào)を入手することができる。

ごみをめぐるこうした煩雑な作業(yè)を人々に行ってもらうのに、道徳心だけを頼りにしたのでは恐らくうまくいかなかっただろう。日本のごみ分類(lèi)の歴史は絶え間ない法制度改善の過(guò)程でもあるのだ。日本にはごみに関する法律が多くあり、罰の程度も重い。法律と啓発活動(dòng)の影響、そして國(guó)民同士が互いに注意し合い、世論が監(jiān)視する中で、日本のごみ処理は都市、農(nóng)村にかかわらず極めて高いレベルに引き上げられた。これはまさに世界各國(guó)が參考にすべきことだ。（翻訳?編集/野谷）