2018年4月4日、中國(guó)メディアの參考消息網(wǎng)によると、米ブルームバーグは3日、「中國(guó)や米國(guó)との貿(mào)易摩擦が韓國(guó)をベトナムへと向かわせている」とする記事を掲載した。

記事は冒頭、「韓國(guó)は、中國(guó)や米國(guó)との貿(mào)易摩擦が続く中、ベトナムとの関係を深めており、ベトナムは米國(guó)を抜いて韓國(guó)の2番目の輸出市場(chǎng)になろうとしている」と指摘?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=文在寅'>文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が、サムスン電子などの大手企業(yè)の生産拠點(diǎn)や輸出市場(chǎng)を多様化するために東南アジアとの貿(mào)易を拡大することを検討している」とし、背景として「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)のもとで米國(guó)がますます『要求が過酷で頼りにならない貿(mào)易パートナー』になっていること」「中國(guó)との関係が米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備をめぐり1年余りも緊張を続けていること」を挙げた。

その上で記事は、韓國(guó)國(guó)際貿(mào)易協(xié)會(huì)ホーチミン支部のキム?イルサン氏が「韓國(guó)企業(yè)は早くからベトナムに工場(chǎng)を建設(shè)してきたが、THAAD配備をめぐる中國(guó)との対立が、生産拠點(diǎn)や輸出市場(chǎng)としてのベトナムの魅力をより大きなものにしている」と述べたことを紹介した。

2017年の韓國(guó)の対ベトナム輸出は前年比50％近い伸びを見せ、過去3年間で倍以上になった。キム氏は「ベトナムは、2020年までに韓國(guó)の第2の輸出市場(chǎng)になると期待されている」とし、「韓國(guó)は主に中間財(cái)と資本財(cái)をベトナムに販売しているが、ベトナムの経済が成長(zhǎng)するにつれて、消費(fèi)財(cái)を売る余地も広がるだろう」とした。韓國(guó)の対ベトナム投資はかつて、紡績(jī)業(yè)などの労働集約型の業(yè)界に集中していた。だが今では、サムスン電子やロッテグループがけん引役となり、エレクトロニクス製造やサービス、小売などの業(yè)界の進(jìn)出も進(jìn)んでいるという。

大韓貿(mào)易投資振興公社によると、韓國(guó)はベトナム最大の外國(guó)投資者となっており、昨年1?11月までの直接投資額は計(jì)74億ドル（約7880億円）に達(dá)した。韓國(guó)は昨年、米國(guó)を抜いてベトナム第2の貿(mào)易相手國(guó)となっている。韓國(guó)のベトナム向け輸出品の約3分の1が、エレクトロニクス生産ライン向けの半導(dǎo)體とディスプレーだ。

急速に成長(zhǎng)する経済と若い人口を抱えるベトナムは、小売業(yè)に魅力的な市場(chǎng)を提供している。今年第1四半期のベトナム経済は前年同期比7．4％増加し、人口の3分の1は15?34歳だという。

記事は、こうした狀況を紹介した上で、「韓國(guó)の投資は、ベトナムの成長(zhǎng)と繁栄に貢獻(xiàn)している」と指摘。サムスン電子がハノイの工場(chǎng)で10萬人の従業(yè)員を雇用していること、関連會(huì)社とサプライヤーの數(shù)は約300社に上ると見積もられていることなどを伝えた。また、先月ベトナムを訪問した文大統(tǒng)領(lǐng)が「ベトナムでは現(xiàn)在、約5500社の韓國(guó)企業(yè)がビジネスを行い、100萬人のベトナム人労働者が良い仕事をしている。有能で勤勉なベトナム人労働者のおかげで韓國(guó)企業(yè)は急成長(zhǎng)している」と述べ、ベトナムとの関係はウィンウィンであると強(qiáng)調(diào)したことを伝えた。（翻訳?編集/柳川）