人民網日本語版 2018年4月7日(土) 14時20分
拡大
日本では現在、未婚率が上昇し、高齢化が深刻になっているのを背景に、「孤獨死」が問題になってきている。資料寫真。
日本では現在、未婚率が上昇し、高齢化が深刻になっているのを背景に、「孤獨死」が問題になってきている。2016年、俳優(yōu)の平幹二朗さんが自宅の浴室で亡くなった。また、今年3月、人気歌手?北島三郎さんの次男の大野誠さんが自宅で亡くなったのが発見され、日本では「孤獨死」に注目が集まっている。新華網が伝えた。
ニッセイ基礎研究所の14年の推計によると、日本における孤獨死は年間3萬人にも上るといい、この數は今後も増加の一途をたどると予想されている。
「孤獨死のリアル」の著者である淑徳大學の結城康博教授は取材に対して、「日本では、40代、50代の獨身中年の『孤獨死』が増加の一途をたどっている。日本では生涯未婚率が上昇する一方、離婚によって一人暮らしになる人の割合も高まっている。加えて、個人主義の思想が蔓延しており、家族構造や社會の雰囲気にも影響を與え、『孤獨死』が起きやすい環(huán)境になってしまっている」と指摘した。
國立社會保障?人口問題研究所が17年4月に発表した統(tǒng)計によると、15年、日本の男女の「生涯未婚率」はそれぞれ23.37%、14.06%だった。総務省の調査によると、15年、日本の30?34歳の男性の2人に1人、女性の3人に1人が未婚だった。各年齢層の男女の未婚率も上昇の一途をたどっている。
同研究所が今年1月に公表した推計によると、40年には単身世帯が全世帯の約4割に達するという。
內閣府のサポートの下実施された研究によると、日本の未婚率が上昇している主な原因は、若者が「経済的に余裕がない」、「異性と知り合う機會がない」と感じていたり、「戀愛に対する魅力が低下している」ためであることが分かった。
三重県に住む獨身女性?増?zhí)铯丹螭稀杆饯饨瘠稳毡兢味啶稳粽撙韧缚激ǚ饯恰ⅹ毶砩瞍驑Sしんでいる。主観的には、戀愛願望も結婚願望もない」と話す。
一方、神奈川に住むある既婚男性は、「今の日本の若い男性は受け身で、戀愛において積極性に欠ける。一方、若い女性は男性に対して、一定の年収があることを條件にしていて、一般的な若い男性はその條件を満たすことはできない」と分析する。
東京都は今年2月、結婚を後押しするため、「東京2020オリンピック?パラリンピック、あなたは誰と観ますか?」と題した動畫を製作した。東京都の知事小池百合子知事は、「結婚を望む方々の明日への一歩を応援したい」と述べた。
東京に住む獨身男性?鈴木さんは、「結婚はしたいけど、自分に合う女性にまだめぐり會えていない。でも、結婚したから必ず幸せになれるとは限らない。周りにも結婚してすぐに離婚した人もたくさんいる。子供ができたにもかかわらず、結局夫婦仲が原因で離婚した人もいる。他人の見方をあまり気にしすぎる必要はない。自分がどうすれば幸せになれるのかを考えることが一番大事」と語る。(提供/人民網日本語版?編集/KN)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/3/1
2018/2/21
2017/10/14
人民網日本語版
2017/9/9
2017/8/18
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る