2018年4月4日、南北?米朝首脳會(huì)談を控え、揺れ動(dòng)く東アジア情勢(shì)の中で「日本が疎外されている」という聲も出ている中、安倍晉三首相が韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)に対し「南北首脳會(huì)談の前に日本を訪問(wèn)してほしい」と要請(qǐng)したという報(bào)道が登場(chǎng)した。これについて韓國(guó)メディア?プレシアンは「外交的欠禮だ」と報(bào)じている。

記事は日本メディアの上記內(nèi)容の報(bào)道について「南北首脳會(huì)談をおよそ20日後に控えた狀況下で、文大統(tǒng)領(lǐng)が訪日することは物理的に容易ではない」と指摘し、「5月初めには韓中日首脳會(huì)談が計(jì)畫(huà)されており、來(lái)週には日本外相の訪韓も決まっていることから、韓日首脳會(huì)談を緊急に開(kāi)く必要性も高くないというのが一般的な見(jiàn)方」としている。

また韓國(guó)では、安倍首相が日本訪問(wèn)を要求した背景をめぐり「現(xiàn)在の局面で拉致問(wèn)題をどうにかして表面化させなければならないという國(guó)內(nèi)の圧力が作用したのではないか」という解釈も出ているという。記事は「就任當(dāng)初から拉致問(wèn)題を強(qiáng)調(diào)してきた安倍首相が今この問(wèn)題を提起しなければ、ただでさえ森友問(wèn)題で政治的危機(jī)狀況に置かれている中で、さらに大きな難関に直面する恐れがある」と説明している。

その上で「安倍首相にどれだけ切迫した事情があるとしても、朝鮮半島情勢(shì)を無(wú)視して他國(guó)の首脳に自國(guó)への訪問(wèn)を要求するのは『外交的欠禮』ともとれる』と指摘。さらに「このような外交的欠禮は、南北に和解ムードが漂い始めた今年初めから一貫して見(jiàn)られる」とし、今年2月9日に平昌五輪の開(kāi)幕式に出席すべく訪韓した安倍首相が、文大統(tǒng)領(lǐng)との首脳會(huì)談で「米韓軍事訓(xùn)練を延期する段階ではない。予定どおり進(jìn)めることが重要」と話したことを紹介。この際、文大統(tǒng)領(lǐng)は「この問(wèn)題はわれわれの主権の問(wèn)題であり、內(nèi)政に関する問(wèn)題だ。首相にこの問(wèn)題を直接取り上げられるのは困る」と回答したとのこと。

記事はまた、拉致問(wèn)題に対する安倍首相の対応方法についても「不適切」と指摘している?，F(xiàn)在の日本について「朝鮮総連をはじめ北朝鮮と対話できるさまざまなチャンネルがあるにもかかわらず、拉致問(wèn)題について米國(guó)や韓國(guó)に“アウトソーシング”している」とした上で、「これが拉致問(wèn)題を?qū)g質(zhì)的に解決したいという意志より、この問(wèn)題をきっかけに南北および米朝関係の進(jìn)展に歯止めをかけようとする政治的意図があるのではないかという疑念を抱かせる」と主張している。

これを受け、韓國(guó)のネットユーザーからは3000件近くものコメントが寄せられているが、多くは不満を示すものだ。中には昨年12月14日に來(lái)日した韓國(guó)の最大野黨「自由韓國(guó)黨」の洪準(zhǔn)杓（ホン?ジュンピョ）代表が安倍首相と面會(huì)した際、訪日理由について「韓國(guó)政府が北朝鮮問(wèn)題にきちんと対処できずにいるため」と説明したことが韓國(guó)で物議を醸していたことから、「それならジュンピョを呼んで。すぐ行くはず」と皮肉る聲も上がった。（翻訳?編集/松村）