2012年2月19日、中國(guó)在住の韓國(guó)人ブロガー、金宰賢氏は「ぜいたく品消費(fèi)、アジア人の歐州コンプレックス」と題する記事をブログに掲載し、「アジア人のブランド物好きは歐州に対するコンプレックスと他人に対する競(jìng)爭(zhēng)心理によるものだ」と指摘した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

今年の春節(jié)（舊正月）期間中、海外での中國(guó)人によるぜいたく品購(gòu)入額は前年同期比28．6％増の72億ドルで過(guò)去最高だったという。中國(guó)人だけではない。韓國(guó)や日本のブランド物信仰も相當(dāng)なもの。去年訪れたソウルと東京では、ルイ?ヴィトンのバッグを持った女性を何度も見(jiàn)かけた。

アジア人はなぜ?xì)W州のブランド物が好きなのか。われわれの心の中に、歐米人より強(qiáng)い「競(jìng)爭(zhēng)心理」が働いているからではないか。アジア人はみな、社會(huì)的関係性の上に自分の位置を確認(rèn)しようとする。人は社會(huì)的な存在で、相互依存するものだ、という考えが、他人との関係に注意を払わせ、そこに競(jìng)爭(zhēng)心理が生まれる。しかし、自分の幸せは他人との比較で確認(rèn)できるものではない。歐米人はもっと自由で獨(dú)立している。彼らは自分の判斷を他人ではなく自分に頼るのだ。

さらに重要なのは、アジア人全體にみられる「自己確認(rèn)」意識(shí)の欠如だ。私にはアジア人がブランド物を持つことで自分を外部に認(rèn)めさせようとしているように見(jiàn)える。アジア諸國(guó)は経済的には発展したが、心の中には説明できない歐米への憧れがあるようだ。アジア人は自らの力で自己確認(rèn)して初めて、「アジアの時(shí)代が來(lái)た」と言えるのではないか。（翻訳?編集/AA）