2012年2月15日、米CNNはネット上に記事「中國は歐州連合(EU)を救うのか」を掲載した。21日、環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

14日、中國?EU首脳會議が閉幕した。中國政府は債務危機に苦しむ歐州により多くの援助を提供すると約束したが、具體案にまでは踏み込んでいない。中國政府は支援を約束し、歐州企業(yè)に対する投資を増やしているが、歐州が期待する「ホワイトナイト」の役割を引き受ける気はないようだ。

それはなぜか。13日、中國人民銀行の夏斌（シャー?ビン）顧問は「我々は貧しいかもしれないが、バカではない。こうした投資をする際に中國は商業(yè)原則を重んじる。つまりリターンが必要ということだ」と発言した。

もっとも、國際通貨基金(IMF)がユーロ圏の危機が2012年の中國経済成長率を半減させる可能性があると警告したように、歐州支援は中國にとっても重要な問題だ。しかし溫州危機など一部中國國內(nèi)で信用危機も浮上する中、中國國民は歐州救済の役割に関心を示してはいない。

中歐國際工商學院のジョン?クウェルチ氏は、外貨準備の構成を変えるなどの手法で中國は密やかにユーロ支援を進めていると指摘した。（翻訳?編集/KT）