2012年2月21日、中國新聞社によると、人民元の為替レート切り上げで元高ドル安傾向が進(jìn)み、中國で海外のネットショッピングの人気が高まっていると、香港の中國通訊社が報じた。

【その他の寫真】

米ニューヨークで代理購入業(yè)を営んでいる燕（イエン）さんは、この1カ月で米國內(nèi)の大型スーパーや格安店で仕入れた商品1萬3000點(diǎn)を中國本土客に売りさばいた。元高が進(jìn)むにつれ、燕さんのような業(yè)者から海外ブランド品を格安で手に入れたがる中國本土客が急増。燕さんの店では、この1年の売上數(shù)がそれ以前の3年間の総數(shù)を上回った。

確かに、中國本土で同じ物を買うより格段に安い。例えば、ニューヨークのファッションブランド?Theory（セオリー）のダウンジャケット。正規(guī)の値段は500ドル（約3萬9000円）だが、セールともなれば、代理購入の手?jǐn)?shù)料と送料がかかっても中國本土の買い手はその半額で手に入れることができる。

中國電子商取引研究センターの「2010年度中國電子商取引市場データ観測報告」によれば、2010年の代理購入の取引規(guī)模は120億元（約1520億円）だったが、これが2012年には480億元（約6080億円）にまでふくれあがると予測されている。（翻訳?編集/岡田）