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上海で、本格的な四川料理がリーズナブルに味わえると、「巷弄里(路地裏)的那家川菜」という名前のレストランが中國最大の口コミサイト「大衆(zhòng)點評」やSNSで評判になっている。
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上海で、本格的な四川料理がリーズナブルに味わえると、「巷弄里(路地裏)的那家川菜」という名前のレストランが中國最大の口コミサイト「大衆(zhòng)點評」やSNSで評判になっている。とくに、人民広場近くにある、多くの若者があつまるショッピングモール、來福士広場(ラッフルズシティ)に出店してから、その人気が上昇している。ちなみに「川菜?。ē隶濂ⅴ螗磨ˉぃ工趣稀⑺拇侠恧韦长趣?。
【その他の寫真】
ピンクやホワイトのやわらかい色あいで、ロマンチックな雰囲気がただよう店內(nèi)は、「フランス人女性が開いたお店」をコンセプトとしていると言われるだけあって、とてもお灑落!週末だけではなく、平日の夕方でも女性グループが多く、あっという間に席がうまり、行列ができる人気店となっている。
四川料理ときいて、日本人にとっておなじみのメニューといえば、「麻婆豆腐」や「回鍋肉(ホイコーロー)」などだけど、中國では、「水煮魚(川魚の激辛煮込み)」、「辣子鶏(鶏唐揚げの唐辛子炒め)」といったメニューが定番だ。名前の通り、唐辛子の赤さがインパクトのある見た目とスパイシーだけど旨味のある美味しさが魅力で、リピーターも多い。
中華料理の味といえば、一般的に「酸(酸味)、甜(甘味)、苦(苦味)、辣(辛味)、咸(塩味)」の5つと言われるが、四川料理には、もう1つ、「麻(マー)」という、舌がしびれる味が加わる。四川料理を代表する味が、この「麻(マー)=しびれる」と「辣(ラー)=辛い」を合わせた「麻辣(マーラー)」味である。多彩な味があるのも四川料理の魅力だが、この「麻辣(マーラー)」味が、國籍を問わず、辛いもの好きをうならせている。
この「麻辣(マーラー)」は、花椒(ホゥアジャオ)というスパイスで、ピリっとしたしびれと辛さが特徴。小さいけれど食べると、舌がしびれて、料理の味が分からなくなるほどだ。たいていはこの花椒は香りを楽しむものだとよけて食べるが、中には、このしびれ辛さにはまり、わざわざこの花椒だけを選んで食べる人もいる。
最近の上海のレストランの人気の傾向は、味だけではなく、インテリアやコンセプトなどにこだわったテーマ性のある店、そしてトレンドだけれどもリーズナブルに通える店、にあるようだ。とくに流行に敏感な若者には、その店獨特の個性があり、メニューやインテリアもハイセンスでオリジナリティーあふれた店が好まれている。
「巷弄里的那家川菜」は、上海市內(nèi)に數(shù)店舗展開しているが、出店している場所の環(huán)境などでインテリアを工夫して変えているようで、それぞれ違った雰囲気を出している。飲食業(yè)界の激戦區(qū)と言われる上海で人気店を維持するには、様々なチャレンジ、斬新なアイデアや工夫が必要と、多様なニーズにこたえ、常に進化しつづける店舗が増え、多様なサービスや多彩なメニューを楽しめるようになってきた。上海に來たら、ぜひ四川料理、広東料理など、上海の地元料理以外にもチャレンジしてみたい。(提供/フライメディア)
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