2012年2月22日、カナダ華字紙?明報(bào)によると、カナダ政府は子どもにカナダ籍を取らせる目的で妊娠を隠して観光ビザや留學(xué)ビザで入國(guó)し、出産する中國(guó)人女性を徹底的に取り締まる方針を示した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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中國(guó)人富裕層の間で香港や米國(guó)、カナダで出産し、わが子に現(xiàn)地籍を取得させる「越境出産」がブームになっている。わが子の幸せは世界中の親に共通する願(yuàn)い。少しでも良質(zhì)な福祉や教育を與えたいという気持ちは分かるのだが、問(wèn)題はそのやり口だ。悪徳仲介業(yè)者に導(dǎo)かれるまま、妊娠を隠して観光ビザや留學(xué)ビザを取得、まんまと現(xiàn)地で出産してしまう。

香港ではすでに大問(wèn)題となっており、新聞広告に「越境出産」を反対する広告まで出現(xiàn)。そのため、最近では米國(guó)やカナダに渡る中國(guó)人妊婦が急増中だ。特にカナダは現(xiàn)地生まれの子供が2歳になれば両親の移住が可能になる利點(diǎn)がある。そんな中、カナダ政府は來(lái)年改正される「公民法」でこうした違法行為を一掃させる決意を表明した。

カナダ移民局のNejatian Kasra報(bào)道官は「カナダ人にとってカナダ籍は世界で最も大切なもの。こんな形で取得されてしまうのは非常に不公平だと感じている。カナダ政府は制度の公平化を図るため、そしてカナダ籍の価値を保つため、努力していく」と述べている。（翻訳?編集/NN）