2018年4月7日、中國網(wǎng)によると、中國社會科學(xué)院日本研究所の孟明銘（モン?ミンミン）氏は最近の日中関係について「日本が中國へ『善意』を示した場合、裏には何が隠されているか」を分析した。以下はその概要。

5月には日中韓首脳會談が予定され、日中関係も雪解けを迎えている。日本は國際社會、國內(nèi)情勢の変化と切り離して考えられないことに気付いたためだ。背景にはまず、日中両國がこのほど再開させた経済分野でのハイレベル対話が、國際貿(mào)易における保護(hù)主義への対応の重要な一歩になることがある。米中両國が貿(mào)易戦爭の様相を呈し、トランプ政権は保護(hù)主義を強(qiáng)化している。日本は中國に接近することで、新たな選択肢を持つことになる。

さらに、安倍政権の支持率が森友學(xué)園をめぐる文書改ざん問題などで、危険水域に入ったことがある。安倍晉三首相は過去にも政治的危機(jī)に直面した際、北朝鮮の核問題に世間の注目を集めて乗り切った経緯がある。今回の対中関係における態(tài)度の軟化は、日本の國內(nèi)情勢の変化を考慮したものだ。中國ともやり取りせざるを得ないのだ。

日本が「善意」のシグナルを出した場合、われわれは無視するわけにはいかない。逆に日本の政治集団の分裂をチャンスと捉えて利用するべきだろう。（翻訳?編集/大宮）