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23日、網(wǎng)易新聞は、中國國內(nèi)で幅を利かせる「お客様はいつも正しい」という「錯覚」について評論する記事を掲載した。寫真は浙江省蕭山で起こったマンション購入を巡るトラブルの現(xiàn)場。
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2012年2月23日、網(wǎng)易新聞は、中國國內(nèi)で幅を利かせる「お客様はいつも正しい」という「錯覚」について評論する記事を掲載した。20日には米ユナイテッド航空機內(nèi)で、中國人夫婦が乗務(wù)員と口論になり搭乗を拒否される事件が起こっていた。
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そもそも「お客様は神様です」とは、歌手の三波春夫が観客を前に祈るような思いで歌っていたことから発せられた言葉で、それがサービス業(yè)のスローガンとして獨り歩きしてしまったのである。
歐米では19世紀(jì)半ばに百貨店が「お客様はいつも正しい」という理念を打ち出し、後に顧客尊重の表現(xiàn)として「お客様優(yōu)先」「お客様は王様」といった概念が定著してきた。
中國では顧客はかつて「同志」だった。モノ不足の計畫経済時代、店員の接客は「物が買えるだけでもありがたいと思え」と言わんばかりの態(tài)度だった。改革開放?市場経済の導(dǎo)入により「同志」は「神様」に変身したが、「神様は正しい」という考えは「金があればすべて良し」とする風(fēng)潮につながる。
職業(yè)は多々あれど、人格的には誰もが平等だ。「神様」がスタッフより偉いわけではない?!弗伐悭楗氓住工蜻B発して飛行機を下ろされた夫婦は、他人への尊重を知らない「神様」だった。
中國のサービス業(yè)にさまざまな問題があるのは確かだが、「お客様は神様」だけを押し出し、あるべき前提や規(guī)則、文脈を無視して金にものをいわせる態(tài)度は、真のサービス精神からは程遠いものであると言わざるを得ない。(翻訳?編集/岡本悠馬)
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