世界で最も若い國?南スーダンが中國に試練をもたらしている―英紙

Record China    2012年2月26日(日) 15時25分

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20日、英紙は南スーダンとスーダン両國の爭いが現(xiàn)地で石油など資源獲得を狙う中國に試練をもたらしていると報じた。寫真はスーダンの首都ハルツーム。

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2012年2月20日、英紙フィナンシャル?タイムズ(電子版)は、南スーダンとスーダン両國の爭いが、現(xiàn)地で石油など資源獲得を狙う中國に試練をもたらしていると報じた。24日付で環(huán)球時報が伝えた。

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昨年7月にスーダンから分離?獨立した南スーダンは、スーダンとパイプラインの使用料などをめぐり対立。スーダンは南スーダン産の石油の差し押さえを、南スーダンは石油生産の中斷を決定するなど、両國の対立が再び激化している。

中國が長年にわたって武器などを提供し、友好関係を築いてきたスーダンと、獨立によって原油産地の4分の3を得た南スーダンとの対立は、中國と両國間の貿(mào)易?外交関係に脅威をもたらしている。長年に及ぶ戦闘の中で中國が果たしてきた役割が南スーダン人の感情に影響を與えていると同時に、中國が輸入する石油のうち約5%を両國に依存しているという事情がある。

昨年12月、中國政府は両國の仲裁を試み、今年に入ってからは南スーダンに平和維持部隊を送り込んだ。しかし、中國が最も注目する石油に関する情勢は好転していない。

こうした狀況が、中國政府が堅持してきた「貿(mào)易相手國の內(nèi)政に不干渉」という政策に試練を與えている。ロンドン大學東洋アフリカ研究學院のダニエル?ラージ氏は「中國が直面している問題は、両國がいずれも自國利益のために利用しようとしていることで、中國の最終的な態(tài)度の選択肢は非常に限られている」と分析している。(翻訳?編集/HA)

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