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9日、大リーグ?エンゼルス所屬の大谷翔平について、中國メディアがこぞって報じている。イチローが活躍しても中國メディアではそれほど大きく報じられることがなかったことを考えると異例と言えそうだ。資料寫真。
2018年4月9日、大リーグ?エンゼルス所屬の大谷翔平について、中國メディアがこぞって報じている。イチローが活躍しても中國メディアではそれほど大きく報じられることがなかったことを考えると異例と言えそうだ。
大谷は野手として出場した4試合で3試合連続本塁打を放つなど大活躍。投手としても、初登板初勝利を挙げると、日本時間9日のアスレチックス戦では7回途中まで完全試合ペースの圧倒的な投球を披露。7回1安打無失點12奪三振の好投で、チームを6?1の勝利に導(dǎo)いた。
中國のスポーツメディア?騰訊體育は、6回3安打3失點で初勝利を挙げた後と、打者として本塁打を放った後にそれぞれ大谷を特集。日本での歩みや、大リーグでの「二刀流」の歴史などを紹介した。騰訊體育は8日にも「野球アニメから見る日本の野球文化」と題する記事の中で、「日本の天才投手?大谷翔平は3試合連続で本塁打を放ち、野球の神様と稱されるベーブ?ルースの後継者と言われる」「大谷翔平は私たちにアニメの世界を思い起こさせる」などと言及した。
澎湃新聞は9日、「日本の青年が米スポーツ界を熱狂させる、彼こそが実寫版『タッチ』」とこちらも野球アニメになぞらえて伝えた。記事では「日本の有名な熱血漫畫『タッチ』を知る人は少なくないだろう。今や、漫畫のように強い若者が出現(xiàn)した」と紹介。「大谷翔平の出現(xiàn)は米スポーツ界を震撼させた」「彼はたった數(shù)日で全米を爆発させた。こんなスターが現(xiàn)れるなんて、中國の野球界にはどれだけ遠いことなのか」などとし、大谷の大リーグ挑戦の軌跡を振り返った。
そして、「19世紀(jì)末に米國から日本に野球が伝わってから徐々に野球が人気となり、プロリーグが開幕。數(shù)十年の発展を経て日本の野球愛好者たちは幅広くなり、大谷の父親もその一人だった。こうした環(huán)境の中で、大谷は小學(xué)校の頃に少年野球に參加し、今日まで野球の道を歩んできた。しかし、中國にはこのような野球の“土壌”がない」とし、「大谷翔平のような野球のヒーローを生み出すには、今の中國野球界には十分な環(huán)境が整っていない」と伝えた。
記事によると、現(xiàn)在、中國國內(nèi)には専用の野球場は50余りしかなく、リーグも2002年に発足したばかり。12、13年の2年間はリーグが開かれず、17年に再びストップした。07年にはMLBが中國に進出(中國棒球協(xié)會がニューヨーク?ヤンキースと提攜)しているが、野球熱が低いこともあり中國國內(nèi)でのMLBの試合開催に至っていないという。
このほか、浙江在線も「日本の青年がMLBで88年ぶりに神記録達成」と題し、投手として3試合連続本塁打を放ったのは1930年のベーブ?ルース以來だと伝えている。(翻訳?編集/北田)
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