2018年4月10日、韓國?ニュース1はこのほど、ソウル南東部?水西（スソ）発の高速鉄道（SRT）の運営會社であるSRについて、外國語サービスはもちろん、乗車券発売システムも備えていないことが確認(rèn)されたと報じた。

記事によると、SRの公式ホームページで乗車券を購入した結(jié)果、畫面のどこにも外國語変換サービスを見つけることができなかったという。會員登録対象は韓國人のみで、未登録で購入するには日本のマイナンバーに相當(dāng)する住民登録番號の前6桁の入力が必須だとされる。つまり、外國人旅行客がSRTの切符を購入するには、売り場で買うか、もしくは旅行會社やホテルの代行サービスを利用しなければならないのが実情だというのだ。

そのため観光業(yè)界では「海外からの個人旅行客の需要に対応できていない」との指摘が出ているそう。また高級ホテルの場合は、出張目的の外國人旅行客の割合が高いことから、乗車券の前売りを求める聲が多いといい、江南（カンナム）のあるホテル関係者は「職員個人のカードで先に決済し、その後外國人旅行客から現(xiàn)金を受け取る」「無理なら直接駅で購入したりもする」と明かした。

これを受け、SR側(cè)は「現(xiàn)在は公式ホームページの外國語支援システム開発を終え、テスト段階にあり、今年下半期からサービスを提供する予定」と伝え、「モバイルから乗車券を購入したい外國人が多いとの點を考慮し、（まずは）モバイルアプリから開発した」と説明したという。モバイル専用アプリでは先月21日から英語?日本語?中國語のサービスおよび海外発行カードの承認(rèn)が可能になったというが、記事は「開通2年目になるのに、かなり対応が遅い」と指摘している。

また韓國鉄道公社（KORAIL）の場合、英語サービス支援は公式ホームページ開設(shè)とともに、海外発行カードの決済サービスはホームページで04年、アプリで17年から提供し始めたとのこと。

これを受け、韓國のネット上では「少なくとも英語はあってもいいのに、それすらないから問題」と問題視する聲は少なく、「日本も日本語ができなきゃ予約購入できないのでは？」「韓國語を勉強(qiáng)してください」「他國も同じなのに、韓國はとりわけ外國人にばかげたことをする」「外國で韓國語サービスなど見たことがない」など冷ややかな聲が目立つ。

また韓國の現(xiàn)狀を指摘して「まずは國民が優(yōu)先」「なんで外國人のことを気にしなきゃならないの？」「ただでさえ毎回乗車券が足りないのに、外國人のことを考える前に國民からサポートして」と求めるコメントも。

その他に「乗車券を買うのに住民登録番號が必要？」「韓國は何でも韓國の攜帯電話からの認(rèn)証がなければ利用できない。海外在住の韓國人だけど、使えるサイトはろくにない」との指摘も寄せられた。（翻訳?編集/松村）