2018年4月9日、観察者網(wǎng)によると、中國外交部の耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官が9日の定例記者會(huì)見で、激化する米國との貿(mào)易摩擦に関し、「最後に笑うのはわれわれだと確信を持っている」と述べた。

9日の記者會(huì)見で、記者から「中國商務(wù)部は、今の狀況では貿(mào)易問題で米國と交渉することはあり得ないと述べているが、中國は米國との交渉を望まないということか」との質(zhì)問があった。これに対し、耿報(bào)道官は「制裁というこん棒を振りかざしながら、交渉したいという。そんな芝居を誰に見せるのか」と、米國の姿勢(shì)を批判した。

その上で耿報(bào)道官は、「今の米中貿(mào)易摩擦は米國が一方的に挑発しており、責(zé)任は完全に米側(cè)にある」と主張。「中國の措置はやむを得ないもので、米國のユニラテラリズムに対する報(bào)復(fù)であり、カウンター攻撃である。自身の正當(dāng)で合法的権益を守るためであり、グローバル貿(mào)易システムを守るための責(zé)任ある行為だ」と中國による報(bào)復(fù)措置の正當(dāng)性を強(qiáng)調(diào)した。

さらに、「米國は形勢(shì)を誤って判斷したり、幻想を抱いたりして、誤った道を突き進(jìn)むべきではない。中國はすでに具體的な対抗措置を準(zhǔn)備している。米國が新たに1000億ドル（約10兆7000億円）の関稅リストを発表するなら、われわれは直ちに反撃する。中國人はこれまでも有言実行であった。自身の正當(dāng)な合法的権益を守る中國の決意や意志を見くびるべきではない。最後に笑うのはわれわれだと確信している」と述べ、一歩も引かない考えを示した。（翻訳?編集/山中）