2012年2月22日、英フィナンシャル?タイムズは中國の若者の就職にハイテク企業(yè)が人気であると報じた。25日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

人口820萬人の工業(yè)都市である広東省東莞市では、運河の両岸に靴や鞄の工場が立ち並ぶ。4対1の割合で求人數(shù)の方が応募者數(shù)より多く、求人難だ。それに対し、東莞から電車で約1時間の深セン経済特區(qū)郊外は、香港に隣接していることもあり狀況が異なる。電子機器受託生産の大手フォックスコン（富士康）では、面接に1000人が並ぶ。同社の給料は洋服縫製工場より高く、殘業(yè)代を含めると2400?3500元（約3萬?4萬5000円）と幅があるが、それでも中國の多くの若者にとってコンピュータを使うところが魅力のようだ。

中國の若い労働者は一般的に高い教育を受けており、急成長しているハイテク企業(yè)に就職して給料の良い仕事に就くことを望んでいるが、彼らは何よりハイテク企業(yè)の仕事は面白いと思っている。

労働者を引き付けるために、宿舎の空調や溫水設備、社員食堂の改善など、企業(yè)もいろいろな措置を採っている。また、契約時に400?600元（約5000?7700円）のお祝い金を支給するのも一般化している。東莞市の皮製品を扱う會社では、今年は給料を20％アップし新たに60人あまりを雇ったが、わずか1週間で約20人が辭めてしまった。同社の人事部長は「若い世代は仕事を選り好みするようになった。仕事でちょっと不満を持つと、すぐに転職してしまう」と嘆いていた。（翻訳?編集/中原）