ピザ企業(yè)、誇らしげに「フランス租界に新店オープン!」=市民は「民族の自尊心どこへ」と猛反発―上海市

Record China    2012年2月27日(月) 18時23分

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26日、中國?上海市の舊フランス租界に位置する永嘉路に新店をオープンさせたピザ?チェーンが、自らを「フランス租界の新店」と宣伝し、非難を浴びている。

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2012年2月26日、中國?上海市の舊フランス租界に位置する永嘉路に新店をオープンさせたピザ?チェーンが、自らを「フランス租界の新店」と宣伝し、非難を浴びている。新民晩報が伝えた。

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地元ネットユーザー?袁(ユエン)さんの指摘で問題となっているのは永嘉路に新店をオープンさせたピザ?マルツァーノ。宣伝用パンフレットに「おめでとう!我々の上海フランス租界の1號店が永嘉路に盛大にオープン…」との文字が印刷されていることが分かり、「民族の自尊心を著しく傷つけた」と非難を浴びている。

袁さんによると、家族を連れてオープンしたばかりの同店に行ってみたところ、店內(nèi)の宣伝用パンフレットで自らを「フランス租界店」と宣伝していることに気付いた。しかも、わざわざ目立たせるように大きな文字で強(qiáng)調(diào)されている。これに腹を立てた袁さんは家族を連れて店を出た。「植民主義の色彩が強(qiáng)く、民族の自尊心を傷つける。こんな言葉を宣伝に使って良いのか?」と訴えている。

これに対し、同店は「『フランス租界』は単に宣伝用として使っているだけ」と釈明しているが、記事は、中國の広告法では「公衆(zhòng)道徳に反したり、民族の尊厳を損なったりする言葉の使用を禁じる」と定められている、と反論している。

上海では2001年にもマンションの売り出し広告に「フランス租界のロマンチックな風(fēng)情が殘った…」との言葉が入っていたことで、市民の反発を招いた。その後、上海市當(dāng)局は「國家の尊厳を損ねた」として、広告を出した不動産會社に広告の中止と訂正、罰金6萬4500元(約83萬円)を命じている。(翻訳?編集/NN)

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