広東省メディアの広州日?qǐng)?bào)は10日、同省清遠(yuǎn)市警察は不動(dòng)産価格が暴落するとの虛偽の情報(bào)をSNSで発信したとして、市內(nèi)の不動(dòng)産業(yè)者に対してアカウントを1カ月間閉鎖する処罰を科したと伝えた。業(yè)者側(cè)は「楽しいエープリルフールを」と書き添えていた。

清遠(yuǎn)市ネット警察支隊(duì)が、不動(dòng)産業(yè)者の公式アカウントで、「清遠(yuǎn)市では不動(dòng)産価格が50％下落する見込み」との見出しの投稿があることを発見。同アカウントの管理責(zé)任者を追及したところ、自分が1日に書き込んだと認(rèn)めたという。

管理責(zé)任者は、見出しに続く本文部分を開くと「楽しいエープリルフールを」の文面が表示されるようにしていた。警察側(cè)は「國家インターネット安全法」とその他の法律や政策の規(guī)定を適用し、國家法の厳粛性、権威性を保障し、社會(huì)に対して警告と教育をするためとして、同アカウントを1カ月間閉鎖する処罰を科すことを決めた。

さらに管理責(zé)任者には、同様の行為を2度としない「誓約書」を提出し、公開で謝罪する処分が科せられた。

市政府のインターネット情報(bào)事務(wù)室は、同件を「人目を引くアカウントで見出しにデマを書いたことは、極めて悪質(zhì)」などと批判した。

エープリルフール絡(luò)みの処罰は、他の地域でも発生している。河南省メディアの大河網(wǎng)によると、同省鄭州市で1日、SNS通じて「鄭州市政府と鄭州疾病予防センター」と詐稱して「市內(nèi)道路の交通管理が1日休止される」とのデマを流した人物が「強(qiáng)制措置」の対象になった。処罰の具體的內(nèi)容は伝えられていない。

中國當(dāng)局はインターネット、とりわけSNSを利用したデマに対して神経質(zhì)になっている。（翻訳?編集/如月隼人）