人民網(wǎng)日本語版 2018年4月13日(金) 0時10分
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中國のある情報技術(shù)企業(yè)が日本に研究所を設(shè)置し、新入社員の初任給が40萬円と高額であると話題になっている。資料寫真。
中國のある情報技術(shù)企業(yè)が日本に研究所を設(shè)置し、新入社員の初任給が40萬円と高額であると話題になっている。瞭望東方周刊が伝えた。(文:陳言。報道関係者、日本問題専門家)
日本メディアは同企業(yè)が日本で何を研究しているのかには注目しておらず、「月給40萬円」という點に注目していた。現(xiàn)在、日本の大手企業(yè)の初任給は22萬円程度で、中小企業(yè)なら20萬円以下というのが一般的だ。つまり、40萬円というのは一般的な初任給の約2倍で、多くの日本人が目を丸くしている。
筆者のある日本人の友人は50歳近くで、中規(guī)模の情報技術(shù)企業(yè)で管理職に就いている。その友人は、「40萬円というのは相當多い」と感じている。彼は20年前に會社の中國支社で働いたことがあるが、當時中國と日本の賃金差が大きかったことは記憶に新しいという。
彼は、「當時、中國の一般社員の給與はとても安く、日本との差は大きかった。今、中國企業(yè)が日本の新入社員に、日本の平均的な水準をはるかに上回る40萬円の給料を払うことができるということは、中國の情報技術(shù)企業(yè)が近年、飛躍的に実力をつけているほか、中國國內(nèi)の賃金水準が大幅に向上しているということだろう」と話した。
また、人工知能、ハイエンド通信、バイオ醫(yī)薬品などの分野では、日本企業(yè)は中國人研究開発者を雇おうと思えば、日本の人材よりお金がかかると感じ始めている。
中國にある日系研究開発企業(yè)の數(shù)社に取材したところ、中國では人工知能の研究開発が盛んで、関連人材が引っ張りだことなっており、月給40萬円でも必要な人材を見つけるのは困難だという。ある研究所の所長は、「中國の研究開発人員の賃金は、東京よりかなり高くなっている」と話した。
発展段階で、米國でかなりのお金を出して、研究開発人材を雇ってきたという日本の企業(yè)も多かった。しかし、中國人研究開発者の賃金が日本人より高いというのは、これまでに聞いたことがない狀況だった。
別の通信研究開発企業(yè)の日本研究所の所長は、「第5世代移動通信システム(5G)に攜わる研究開発者は、中國人の方が日本人より賃金が高くなる」と話した。
「當社の5G研究開発の中心地は米國と中國。米國と比べると、中國の研究開発人員の數(shù)が多く、市場も大きい。そのため、ここ數(shù)年は中國に多くのプロジェクトを置き、中國を中心に5Gの研究開発を進めるという形ができつつある。賃金や待遇も自然と同じ方向に傾いていく」という。
視點を変えると、日本企業(yè)が中國人研究開発者に高い給料を払う根本的な原因は、將來の中國市場に大きな期待を抱いているからだ。
一方、中國と日本を比べて賃金水準が逆転しているのは、今のところ主に情報技術(shù)や人工知能、ハイエンド通信、製薬業(yè)などの研究開発分野に限られている。一般従業(yè)員の賃金水準を見ると、やはり日本の方がかなり高い。しかし、中國のハイエンド研究開発人材の賃金水準が向上しているということは、さらに多くのイノベーションの成果が生まれ、「メイド?イン?チャイナ」、「中國のイノベーション」を推進し、良い循環(huán)が形成されると期待できるだろう。近い將來、さらに多くの分野で中國の賃金水準が日本を超える可能性もある。
最先端技術(shù)の分野で「報酬の魅力」がなくなると、「日本製」にどのような影響が出るのかという點も注目に値する。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)
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