Record China 2018年4月12日(木) 11時10分
拡大
11日、韓國メディアは北朝鮮の金正恩朝鮮労働黨委員長について、米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)との首脳會談の候補(bǔ)地に挙がっている歐米に行くための飛行手段がないとみられていることについて報じた。資料寫真。
2018年4月11日、韓國日報は北朝鮮の金正恩(キム?ジョンウン)朝鮮労働黨委員長について、米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)との首脳會談の候補(bǔ)地に挙がっている歐米に行くための飛行手段がないとみられていると報じた。
同紙は米紙ワシントン?ポストの報道を紹介。ワシントン?ポストは北朝鮮を訪れた旅行者などの証言から、金委員長がワシントンやスウェーデン、スイスなどに行くための長距離飛行機(jī)が北朝鮮內(nèi)部にない可能性を指摘した。國家元首になってから初の海外訪問だった今年3月の北京訪問の際も、父親の金正日(キム?ジョンイル)総書記と同様、汽車に乗ったとされる。
ただし、北朝鮮メディアが公開した情報によると、金委員長は飛行機(jī)を嫌がっていた父親と異なり、しばしば飛行機(jī)に乗っていたという。14年5月には専用機(jī)「オオタカ1號」を利用する寫真が初公開された。 同一機(jī)種である「オオタカ2號」は今年2月の平昌(ピョンチャン)五輪開催當(dāng)時、北朝鮮代表団の入國に使用されたという。
これについて、同紙は「オオタカ1號」の機(jī)種が舊ソ連のイリューシン設(shè)計局が製作したll‐62旅客機(jī)だと伝えている。1960年代に開発、1993年に生産が中斷された舊型で、およそ3000マイル(約4828キロ)の安定飛行が可能だが、これを超える長距離飛行は負(fù)擔(dān)になるという。また北朝鮮の高麗航空は國連の制裁によりアフリカ?歐州路線などが途絶え、中國の一部都市とロシア?ウラジオストクなど近辺地域のみで運(yùn)航している狀態(tài)。北朝鮮専門分析家のジョセフ?バミューデズ氏も「北朝鮮には太平洋を渡る機(jī)體がないだろう。(機(jī)體の)大半が古いため」と指摘しているそうだ。
代案としてロシアや中國など他國の航空機(jī)を借りることも可能だが、記事は「これらの國家がスパイ目的で盜聴器を設(shè)置する可能性も排除できず、國家元首になってからの初の飛行機(jī)旅行という點(diǎn)を考えても思わしくない」と主張。ワシントン?ポストは「金委員長が自國の飛行機(jī)に搭乗し、給油や整備で途中立ち寄ったりしたら、イメージ問題につながる恐れがある」と伝えたという。
一方で「金委員長が高麗航空の最新旅客機(jī)に乗り、長距離旅行することも可能」という反論も提起されたそうだ。北朝鮮を數(shù)回訪問した専門家は、高麗航空がボーイング757と能力上大差ないツポレフ機(jī)種を保有しているという點(diǎn)を指摘したという。同機(jī)でクウェートや歐州などに北朝鮮の労働者を運(yùn)んだこともあるとのこと。
これを受け、韓國のネット上では1400件に迫る多くのコメントが寄せられている。しかし「核(ミサイル)に乗っていけば、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が祝砲を打ってくれるだろう」「潛水艦で行くとか?」「紙ヒコーキはどう?」など皮肉を込めた発言をはじめ、「韓國が心配する必要ある?」など関心はそれほど高くない様子。
また韓國の現(xiàn)狀を挙げて「韓國も専用機(jī)がない」「文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領(lǐng)の専用機(jī)を購入して金正恩氏を乗せてあげろって?」などと指摘するコメントも。
その他、首脳會談の開催地について、あるユーザーからは「結(jié)局、歐米での開催は現(xiàn)実的じゃないし、平壌(ピョンヤン)開催は米國が嫌がってるし、韓國開催は北朝鮮が嫌だっていうから、モンゴルやベトナムのような北米に敵対心がない社會主義友好國が適してると思う」との提案の聲も上がった。(翻訳?編集/松村)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/4/10
2018/4/9
2018/4/5
2018/2/19
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る