レアアースの「中國依存」脫卻を目指す日本、そう簡単にはいかない―中國メディア

Record China    2018年4月12日(木) 13時10分

拡大

11日、観察者網(wǎng)は、日本の南鳥島沖の海底に世界需要の數(shù)百年分に相當するレアアースの存在が判明したことについて、日本はなおも中國依存から脫卻できないとする記事を掲載した。資料寫真。

2018年4月11日、観察者網(wǎng)は、日本の南鳥島沖の海底に世界需要の數(shù)百年分に相當するレアアースの存在が判明したことについて、「日本はなおも中國依存から脫卻できない」とする記事を掲載した。

日本の最東端にある南鳥島(東京都)周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底に、世界需要の數(shù)百年分に相當する1600萬トン超のレアアース(希土類)が見つかったことが発表された。記事は「殘念なことに、実用レベルの採掘技術(shù)がないために現(xiàn)狀ではこの資源を利用できない」とし、東京大學(xué)の加藤泰浩教授が「今後10年で実際に使える採掘技術(shù)が開発できる」との見解を示したことを伝えた。

その上で「積極的にレアアースの輸入ルートを拡張し、レアアースに代わる原料の開発に力を入れ、中國からのレアアース輸入量も年々減少しているものの、日本は依然として中國のレアアースへの依存から脫卻できない。他國のレアアースの質(zhì)や供給能力が中國よりもまだ劣っており、日本の需要を満たせないからだ」と指摘した。

そして、2010年以前にはレアアースの90%超を中國から輸入していた日本が、13年には中國からの輸入を62%に減らし、フランスやベトナムなどからの輸入を増やしたほか、14年にはインドとレアアース協(xié)力生産合意を結(jié)び、さらにはカザフスタンなどの中央アジア諸國にも働きかけて、レアアース輸入リスクの分散を図ったと説明。一方で「今日に至るまで、その効果は思わしくない。日本が他國から輸入するレアアース資源の多くは軽レアアースであり、電気自動車や省エネ家電モーターに利用される重レアアースについては、依然として中國に大きく依存している」と指摘した。

その例として、電気自動車などの永久磁石材料として用いられ、99%が中國で産出されるジスプロシウムを挙げ、「日本は現(xiàn)在、技術(shù)革新によってその使用量を減らしてはいるものの、エコカーへの需要がますます高まる狀況において、その重要性は依然として高い」と論じている。(翻訳?編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜