2018年4月9日、米華字メディア?多維新聞は、日本版の「海軍陸戦隊(duì)」が創(chuàng)設(shè)されることで、米軍は日中間の尖閣諸島をめぐる爭いから手を引くと伝えた。

陸上自衛(wèi)隊(duì)は7日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で新設(shè)の離島防衛(wèi)専門部隊(duì)「水陸機(jī)動団」の発足式典を開いた。記事は「水陸機(jī)動団は日本版の海軍陸戦隊(duì)と稱されており、尖閣諸島問題に対応するものとの分析が一般的だ。しかし実際はそんなに単純な話ではなく、その背後にある米國の要素も無視できない」としている。

どういうことか。記事は「日中両國の尖閣諸島をめぐる爭いがエスカレートするにつれ、日本政府は米國による後押しのもとで、南西諸島の防御部隊(duì)づくりを加速させてきた。しかし、日増しに拡大していく中國の軍事パワーに対して、日本はすでに何の優(yōu)位性も持っていない。そして、今回設(shè)立された水陸起動団も約3000人規(guī)模であり、この3000人で尖閣諸島を守る戦いをするというのは非現(xiàn)実的。すなわち、水陸起動団が尖閣諸島奪取のためというのは、見せかけに過ぎない」と論じた。

また、陸上自衛(wèi)隊(duì)が今回の改編によって「陸上総隊(duì)」を創(chuàng)設(shè)したことに言及?！负Ｉ?航空自衛(wèi)隊(duì)や米軍との協(xié)力や指揮情報(bào)共有を強(qiáng)化し、日米の軍事的一體化を?qū)g現(xiàn)する意図がある」と指摘した。さらに、水陸起動団の核となるメンバーが頻繁に米國訓(xùn)練を?qū)g施していることや、2020年以降に米海軍陸戦隊(duì)が9000人を沖縄からグアムへと移転させ、そこに水陸機(jī)動団が駐留する予定であることを紹介した。

そして、「米軍が沖縄から出て行けば、自衛(wèi)隊(duì)が日中衝突の最前線に配置されることになる。尖閣諸島で武力衝突が起こっても、米國が出兵しない可能性がある。これもまた、米軍が自衛(wèi)隊(duì)を武裝させ、強(qiáng)化している真の目的なのだ」とした。（翻訳?編集/川尻）