2018年4月13日、陸上自衛(wèi)隊(duì)に対する「文民統(tǒng)制」の在り方が問われているイラク日?qǐng)?bào)問題。存在を1年以上も隠していたことが発覚し、実力組織の隠蔽（いんぺい）體質(zhì)がまた明らかになった。韓國(guó)紙では陸自の指揮系統(tǒng)を一元化する「陸上総隊(duì)」の新設(shè)と合わせ、「日本帝國(guó)陸軍の亡霊がよみがえる」との論調(diào)が目立っている。

イラク日?qǐng)?bào)問題について、中央日?qǐng)?bào)は「よみがえる『日本帝國(guó)陸軍』亡霊、陸上自衛(wèi)隊(duì)のあきれる日?qǐng)?bào)隠蔽」との記事を掲載?！戈懽预韦嗓违楗ぅ螭蓼扦长问聦gを知っていたかはまだ明らかになっていないが、ひとまず防衛(wèi)相と副大臣、政務(wù)官など防衛(wèi)省を指揮する『政務(wù)三役』には一切報(bào)告されなかったと確認(rèn)された」と報(bào)じた。

続いて「いったいなぜ日本社會(huì)では陸自の一挙手一投足が注目されるのか」と前置き?！高^去に日本の陸軍は政府でなく天皇の軍隊(duì)だった。政府と対等な立場(chǎng)で、政府でなく天皇の指揮だけを受ける組織だった。內(nèi)閣の陸軍大臣も現(xiàn)役陸軍大將が務(wù)めた。陸軍大臣が握っている軍政権も一線軍隊(duì)の軍令権もすべて陸軍が掌握した。政府のコントロールを受けない陸軍の専橫は日本を軍國(guó)主義に向かわせた。陸自に対する日本社會(huì)のトラウマはそれだけに根深い」と解説してみせた。

さらに同紙が「日本國(guó)內(nèi)の右翼的な聲を代弁」とする産経新聞の記事に言及?！府b経までもが陸自が防衛(wèi)相の指示に結(jié)果的に従わなかったことは、文民統(tǒng)制の実効性を疑わせることになりかねないと強(qiáng)く批判した」と報(bào)じている。

陸上総隊(duì)に関しては「海上自衛(wèi)隊(duì)には『自衛(wèi)艦隊(duì)』、航空自衛(wèi)隊(duì)には『航空総隊(duì)』という統(tǒng)合司令部が存在したが、陸自だけはそのような組織がなかった」と説明。「過去に日本が軍國(guó)主義に向かう過程で日本陸軍が獨(dú)自統(tǒng)帥権を行使して暴走したことに対する反省からだった」としている。

ハンギョレ新聞も「第2次世界大戦以前の日本軍の暴走に対する反省と共に強(qiáng)調(diào)してきた軍に対する文民統(tǒng)制の原則が揺らいでいるとの批判があふれている」と報(bào)道。文民統(tǒng)制に対する憂慮が一層強(qiáng)いのは陸上総隊(duì)の新設(shè)で「陸自が創(chuàng)立以後最大規(guī)模の組織改編で『戦闘中心組織』に変わっているためだ」と指摘した。

記事は「陸自は1954年の創(chuàng)立以後、海自や空自とは異なり散在した部隊(duì)を統(tǒng)合指揮する組織がなく、5個(gè)の方面隊(duì)體制で運(yùn)営してきた。このようになったのは、舊日本陸軍が満州事変?中日戦爭(zhēng)?太平洋戦爭(zhēng)へとつながる侵略戦爭(zhēng)を主導(dǎo)して、軍國(guó)主義の総本山の役割をしたためだ」と強(qiáng)調(diào)。「安倍政権は北朝鮮の脅威と中國(guó)の海洋進(jìn)出への警戒を理由に、陸自の長(zhǎng)年のタブーを取り払った。陸自は先月、2100人規(guī)模で海兵隊(duì)の役割を果す水陸機(jī)動(dòng)団も創(chuàng)設(shè)した」と問題視している。（編集/日向）