中國軍の動きが活発になっている。12日午前には海軍が、南シナ海海域で習(xí)近平（シー?ジンピン）中央軍事委員會主席（共産黨総書記、國家主席）を迎え、軍艦48隻、軍用機(jī)76機(jī)が參加する過去最大規(guī)模の観艦式を?qū)g施。18日には福建省沖の臺灣海峽で実弾演習(xí)を行う。

新華社によると、習(xí)主席は午前9時ごろ、ミサイル駆逐艦「長沙」に乗艦した。場所については明らかにしなかった。長沙は午前10時ごろ、観艦式を?qū)g施する海域に到達(dá)した。観艦式には空母「遼寧」や新型潛水艦を含む軍艦48隻、軍用機(jī)76機(jī)、將兵1000人余りが參加した。

習(xí)主席は観艦式の終了時に訓(xùn)示を行い、「強大な人民海軍の建設(shè)は、海に向かうという中華民族の世代の願いを委託され、中華民族の偉大な復(fù)興を?qū)g現(xiàn)する保障」「黨と人民は英雄的で栄光の人民海軍に自慢と誇りを感じている」などと稱賛。さらに「黨が軍を絶対的に指導(dǎo)する根本的原則と制度を貫徹」することを求めた。

習(xí)主席はその後、遼寧から「J?15（殲?15）」戦闘機(jī)が発艦するなどの活動を行った。

一方で、福建海事局は同日、中國軍が福建省沖の臺灣海峽で4月18日午前8時から19日午前0時まで実弾演習(xí)を行うとして、同時間帯における船舶の立ち入り禁止海域を発表した。福建海事局が発表した海域は福建省沿岸で臺灣本島からは離れているが、臺灣が統(tǒng)治している金門島には近い。

なお、中華民國（臺灣）國防部の陳中吉（チェン?ジョンジー）報道官（少將）は12日、港灣防衛(wèi)と有事対応能力の実証を目的とする演習(xí)を13日に実施すると発表した。駆逐艦や潛水艦などが參加し、蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)も視察する。実弾は用いない。

陳報道官は、自軍の演習(xí)と中國が12日に実施した大規(guī)模な観艦式の関係については「國軍にとって1年365日はすべて、わが家を防衛(wèi)する日々だ。したがって、演習(xí)は何かに対応したものではない」と述べた。（翻訳?編集/如月隼人）