2012年2月27日、北京晩報(bào)によると、ロレアル研究開発センターと中國の皮膚病専門家が共同編集した本「現(xiàn)代美容皮膚科學(xué)基礎(chǔ)」がこのほど出版された。中國で現(xiàn)代的な皮膚美容に関する科學(xué)専門書が発売されたのはこれが初となる。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。

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皮膚は人體最大の器官だ。體重75kgの成人の場合、皮膚の面積は約2平方メートルにのぼる。これまで、皮膚科の醫(yī)者が注目してきたのは主に皮膚病だったが、近年は皮膚の健康維持と修復(fù)にも注目が集まるようになってきた。

専門家によると、皮膚は外部からの様々な刺激から身體を守る防衛(wèi)線であり、約20萬の末梢神経に通じている。皮膚の最も外側(cè)は表皮と言い、上まぶたが最も薄く、わずか0．05ミリしかない。足の裏の表皮は最も厚く、1．5ミリに達(dá)する。

女性が最も注目するのは皮膚の老化だが、専門家によると歐州人とアジア人は皮膚の老化において大きな違いがあるという。中國人の場合、顔の皮膚の老化の主な特徴は色素沈著による「しみ」であり、フランス人の主な特徴は「しわ」だ。中國人女性の顔にしわができる年齢は、フランス人女性より約10年遅い。フランス人女性は若いうちからしわができ、年齢と共にその數(shù)は増える。中國人女性の場合、しわが急速に増え始めるのは40歳を過ぎてからだ。

このほか研究によると、中國の南方と北方でも目尻の小じわのでき方に大きな違いがあるという。南方に暮らす女性の方がほうれい線や眉間のしわができやすく、緯度としわのでき方には一定の影響があることがわかる。（編集/TF）