Record China 2012年2月28日(火) 21時7分
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28日、中國の研究チームはこのほど、毎日約4杯のブラックコーヒーを長期的に飲み続けることで、有害タンパク質(アミリン)が體內に蓄積されるのを抑制でき、糖尿病リスクを50%減らすことができるという見解を発表した。資料寫真。
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2012年2月28日、科技日報によると、中國の華中科技大學同済醫(yī)學院?薬學院の黃昆(ホアン?クン)教授率いる研究チームはこのほど、毎日約4杯のブラックコーヒーを長期的に飲み続けることで、有害タンパク質(アミリン)が體內に蓄積されるのを抑制でき、糖尿病リスクを50%減らすことができるという見解を発表した。同研究成果は「今週の論文」として、米國化學會(American Chemical Society、ACS)公式サイトのトップページに掲載される。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。
【その他の寫真】
これまでにもコーヒーと糖尿病リスクの低減には関係があるのではないかと指摘されてきたが、その具體的なメカニズムは明らかにされていなかった。黃教授らの研究によると、コーヒーには複數(shù)の有効成分が含まれ、糖尿病を引き起こす有害タンパク質の形成を抑制でき、糖尿病の治療と予防に一定の効果があることがわかった。また、コーヒーに含まれるカフェインは糖尿病リスクを低下させる効果が比較的低いため、黃教授は「総合的に見て、カフェン抜きのコーヒーには普通のコーヒーに比べ、同等かそれよりももっと高い有益な効果があると見られる」としている。
黃教授らは昨年末、米國化學會の學會誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に「コーヒーの主要成分がアミリンの蓄積を抑制する:コーヒーと糖尿病リスクの関係」と題する論文を掲載し、この見解を発表した。米UPI通信社は報道の中で、「同研究により、コーヒーを頻繁に飲むことで糖尿病リスクがなぜ下がるのかが初めて解明された」とし、AFP通信も「中國人科學者がコーヒーと糖尿病リスク低減のメカニズムを発見か」と報じている。(編集/TF)
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