東アジアを巡る情勢(shì)が急展開(kāi)している。平昌五輪を機(jī)に南北朝鮮融和ムードが醸成され、金正恩朝鮮労働黨委員長(zhǎng)と文在寅大統(tǒng)領(lǐng)による首脳會(huì)談が4月27日に板門店で開(kāi)かれることになった。その後、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と金委員長(zhǎng)が史上初の米朝首脳會(huì)談を開(kāi)催するとの大ニュースが飛び込んできた。

私は本コラム『平昌冬季大會(huì)に感動(dòng)、「平和モラトリアム」を永遠(yuǎn)に』（2月25日）で、「大會(huì)終了後も平和と協(xié)調(diào)が続くよう願(yuàn)いたいものだ。4年に一度のせっかくの機(jī)會(huì)に生まれた友好ムードを生かして、南北統(tǒng)一へ弾みをつけてほしい。同時(shí)に米朝間の対話も、軍事衝突という最悪に事態(tài)に陥らないよう進(jìn)めてほしいと切に思う」と訴えた。その後の推移は対話路線が重視され、「わが意を得たり」と心強(qiáng)く思っている。

電撃的な中朝首脳會(huì)談が3月下旬に開(kāi)催され、金委員長(zhǎng)と習(xí)近平國(guó)家主席は「朝鮮半島の非核化の実現(xiàn)」で一致した。金委員長(zhǎng)は「南朝鮮（韓國(guó)）と米國(guó)が善意をもって応じ、平和実現(xiàn)のために段階的、共同歩調(diào)の措置を取るならば、非核化の問(wèn)題は解決できる」とし、中國(guó)側(cè)が要求した「6ヵ國(guó)協(xié)議」への復(fù)帰も表明した。

米朝會(huì)談は5月か6月の開(kāi)催に向けて準(zhǔn)備が進(jìn)められているようだ。金委員長(zhǎng)が、ロシアを訪問(wèn)する可能性も浮上している。

これら歴史的な動(dòng)きが急速に進(jìn)展したため、日本が「蚊帳の外」に置かれかねないとの懸念もあるようだが、あわてることはない。日本の出番はこれからだと考えている。

日本が外交戦で「敗者」とならないために、安倍外交にはしたたかさが求められる。これまでの「対話より圧力」「100％米國(guó)とともにある」という直線的な外交から脫卻して、全方位外交を心掛けるべきであろう。

安倍首相は4月17、18日に米國(guó)を訪問(wèn)し、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談する。急展開(kāi)する朝鮮半島情勢(shì)や米國(guó)の鉄鋼?アルミニウム輸入規(guī)制問(wèn)題が協(xié)議されるとのこと。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は「アメリカ第一主義」に徹しており、対日貿(mào)易赤字の削減要求が強(qiáng)まる可能性もあるようだ。トランプ氏は中國(guó)に次ぐ対米貿(mào)易黒字國(guó)の日本について問(wèn)題視する発言をしており、わが國(guó)経済界にとっては気懸りだ。

こうした中、日中韓首脳會(huì)談が5月9日に東京で開(kāi)催されるとのこと。李克強(qiáng)首相や文大統(tǒng)領(lǐng)と安倍首相との2國(guó)間首脳會(huì)談も予定されているというから、平和友好と経済相互発展へ率直な話し合いを期待したい。同月には日露首脳會(huì)談も予定されている。

安倍首相は日朝首脳會(huì)談を北朝鮮に打診したと報(bào)じられているが、一つの方策であろう。拉致問(wèn)題を抱える日本にとって積極的な対応が求められる。

＜直言篇47＞

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)（現(xiàn)オムロン株式會(huì)社）取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任?！弗蕙庭弗幞螗趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞」といわれるSAM（Society for Advancement of Management）『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開(kāi)大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問(wèn)教授や顧問(wèn)を務(wù)めている。SAM（日本経営近代化協(xié)會(huì)）名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。公益財(cái)団法人?藤原歌劇団?日本オペラ振興會(huì)常務(wù)理事。エッセイスト。

■筆者プロフィール：立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)（現(xiàn)オムロン株式會(huì)社）取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任?！弗蕙庭弗幞螗趣违惟`ベル賞」といわれるSAM（Society for Advancement of Management）『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開(kāi)大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問(wèn)教授や顧問(wèn)を務(wù)めている。SAM（日本経営近代化協(xié)會(huì)）名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。エッセイスト。