映畫監(jiān)督の高畑勲さんが今月5日に亡くなった。中國(guó)では、大小さまざまのメディアが高畑さんの死を悼む記事を連日配信している。

中國(guó)國(guó)営の新華社は7日、「日本アニメの巨匠、高畑勲が逝去 代表作は火垂るの墓」と題する記事で高畑さんの功績(jī)を紹介した。北京青年報(bào)は「高畑勲を失い、宮崎駿はどれだけ寂しいのだろうか」と題する記事を掲載。東映時(shí)代からの2人の関係性について詳しく伝えている。

高畑さんの訃報(bào)を受け、日本テレビは急きょ13日の「金曜ロードSHOW！」で「火垂るの墓」の放映を決めた。高畑さん、そして宮崎駿のジブリ作品は中國(guó)でも非常に人気が高く、多くの中國(guó)人が一度は見たことがあると語る。では、高畑さんの代表作「火垂るの墓」は中國(guó)人にどのように評(píng)価されているのか。

中國(guó)コミュニティーサイト?豆瓣（douban）の映畫レビューでは、10點(diǎn)満點(diǎn)で8．7點(diǎn)という高評(píng)価を獲得している。最高の5つ星（強(qiáng)くおすすめ）を付けたユーザーは52．2％に上り、最低の1つ星はわずか1．1％だった。また、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）の同作のページでは、最高の5つ星を付けたユーザーは68．4％にも上った。

ネットユーザーからは、「素晴らしくて涙を誘う」「2回は見られない」「感動(dòng)したけど、つらくて耐えられない」「戦爭(zhēng)の殘酷さは想像できるようなものじゃない」といったコメントが寄せられ、中には高畑さんが亡くなったことについて「この巨匠を記念する最良の方法は、彼の作品を振り返ることだけ」としのぶユーザーもいた。（翻訳?編集/北田）