「SARS感染デマ」の解放軍病院、実は普通のカゼだった―河北省保定市

Record China    2012年2月29日(水) 8時(shí)15分

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28日、河北省疾病予防コントロールセンターの斉順祥所長は、「SARS感染デマ」の流れた保定市解放軍252醫(yī)院のアデノウイルス感染癥はすでにコントロール下にあり、現(xiàn)地の気道感染癥に異常増加は見られていないと発表した。寫真は河北省保定市。

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2012年2月28日、河北省疾病予防コントロールセンターの斉順祥(チー?シュンシアン)所長は、「SARS感染デマ」の流れた保定市解放軍252醫(yī)院のアデノウイルス感染癥はすでにコントロール下にあり、現(xiàn)地の気道感染癥に異常増加は見られていないと発表した。同省ではB型インフルエンザの流行がピークを迎えている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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斉所長は、インフルエンザやアデノウイルス感染癥は中國でよく見られる気道感染癥で、55の血清型が判明していること、主に飛沫や濃密な接觸によって感染し、臨床上も軽い急性上気道感染のみで、重癥化や死亡の例は少なく予後は良好であると説明した。

斉所長は、個(gè)々人の衛(wèi)生習(xí)慣が気道感染癥予防の最も重要な手段であり、手洗いや掃除、換気をこまめにし、人の集まる場(chǎng)所は避け、発病後は速やかに病院へ行くよう呼びかけている。

また、河北省インフルエンザ観測(cè)ネットワークの資料によると、同省はインフルエンザのピーク期にあるという。中國の北方では、毎年10月から翌年3月まではインフルエンザの流行期で、気候が暖かくなるにつれてウイルスの活動(dòng)も収まってくる。

中國衛(wèi)生部の新聞弁公室は2月25日、「最近注目を集めている河北省保定解放軍252醫(yī)院に入院している気道感染癥の発病者がSARSやA型インフルエンザ、鳥インフルエンザに罹患している可能性は排除されており、アデノウイルス55型による気道感染癥である」と発表した。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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