2012年2月28日、中國(guó)共産黨中央委員會(huì)の機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)によれば、近年、中國(guó)本土と臺(tái)灣の間で緊張が解け、官民での往來が活発となっている中、臺(tái)灣の一般市民が「自分は中國(guó)人だ」と考えている人の割合が下降していることが意識(shí)調(diào)査で判明した。

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2011年に行われた意識(shí)調(diào)査では、自分は中國(guó)人だと考えている臺(tái)灣市民はわずか4．1％。一方、自分は臺(tái)灣人だと考えている人は54．2％に達(dá)し、過去最も高い割合となった。臺(tái)灣大學(xué)政治學(xué)部の張亜中（ジャン?ヤージョン）教授は、様々な要因が考えられるが、教育が大きく影響しているのではないかと指摘している。

李登輝（リー?デンフイ）、陳水扁（チェン?シュイビエン）時(shí)代に教科書の“去中國(guó)化”（中國(guó)離れ）がすすめられ、「抗戦勝利」は「終戦」、「日本が占領(lǐng)した」は「日本が統(tǒng)治した」と改められ、南京大虐殺も教科書から姿を消すなど、5000項(xiàng)目の語(yǔ)句が不適當(dāng)として修正された。

世新大學(xué)の王暁波（ワン?シャオボー）教授によれば、臺(tái)灣の教科書では「中國(guó)で最大の島は海南島」、「我が國(guó)（臺(tái)灣）で最も高い山は玉山（舊稱：新高山）」などと記載されており、中國(guó)本土と臺(tái)灣はまったく異なる國(guó)のように扱われている。また、臺(tái)灣佛光大學(xué)文學(xué)部の謝大寧（シエ?ダーニン）教授は「臺(tái)灣では現(xiàn)在、30歳以下の人は中國(guó)と臺(tái)灣は別々の國(guó)だと認(rèn)識(shí)している」と指摘している。（翻訳?編集/岡田）