2012年2月27日、米華字メディア?DWNEWS （多維新聞）によれば、米國(guó)で2008年以降、米國(guó)籍あるいは永住権を放棄するケースが9倍も増えていることが、米國(guó)稅局の最新の報(bào)告書で明らかになった。

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米國(guó)稅局の統(tǒng)計(jì)によると、2012年第1四半期だけですでに499人の米國(guó)人が海外へ移住した。國(guó)籍を放棄した理由や移住先などは明らかにしていないが、弁護(hù)士によればその大部分は所得が高い層で、移住先もさまざま。2010年に米國(guó)籍を放棄した人は1四半期あたり平均384人、2009年は同186人、2008年は同58人で年々増加する傾向にある。

こうした?jī)A向が高まっている原因はオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の富裕層に対する増稅政策にある。オハイオ州のシンシナティ大學(xué)の専門家は、富裕層を中心に財(cái)政の將來に危機(jī)感を抱いているためだと指摘している。また、移民を?qū)熼Tに扱う弁護(hù)士は、國(guó)稅局が海外の預(yù)金口座の取り締まりを始めたことから、海外在住の米國(guó)人が國(guó)籍を放棄するに至っているのだと話している。

このほか、永住権は取得しても國(guó)籍は申請(qǐng)していない人は810萬(wàn)人。國(guó)籍を申請(qǐng)する資格を持ち、実際に申請(qǐng)する人は全體の1割にも満たない。スペイン系など、英語(yǔ)が上手く使えない、手続きの仕方が分からない、弁護(hù)士が雇えないなどの理由から國(guó)籍を取得しない人も多いが、中國(guó)系のように國(guó)籍を取得してしまうと祖國(guó)との往來に不便になるといったケースも多く、外國(guó)人であれば海外の資産が守られるというメリットもあり、永住権は取得しても國(guó)籍は変えない人が増えているという。（翻訳?編集/岡田）