中國(guó)政府?生態(tài)環(huán)境部は13日、3月における全國(guó)の大気汚染の狀況を発表した。北京市での汚染の深刻さが目立った。同市の大気1立方メートルに含まれる微小粒子狀物質(zhì)のPM2．5の濃度は前年同月比39．7％増と、ほぼ4割増だった。

中國(guó)ではこのところ、大気汚染の改善が伝えられることが多かった。北京市の場(chǎng)合、1?2月では大気の質(zhì)が「優(yōu)良」だった日は前年同期比23．8ポイント増の78．0％、PM2．5の濃度は同55．8％減の1立方メートル當(dāng)たり42マイクログラム、PM10は同37．6％減の68マイクログラムだったと発表された。

しかし北京市では3月、大気汚染が改めて深刻化した。大気の質(zhì)が「優(yōu)良」と判斷された日は前年同月比14．6ポイント減の46．7％、PM2．5の濃度は同39．7％増の1立方メートル當(dāng)たり88マイクログラム、PM10は同32．1％増の111マイクログラムだった。

中國(guó)メディアの中國(guó)新聞網(wǎng)は専門(mén)家の意見(jiàn)として、北京周辺地域では3月、前年と比べて風(fēng)が弱い日が目立って多かったこと、暖房を多く使用する時(shí)期には規(guī)制されていた工業(yè)企業(yè)の活動(dòng)が改めて活発になったために、民用の暖房廃棄が大幅に減少した一方で、工業(yè)活動(dòng)による汚染が大きく増加したことが、大気の質(zhì)を悪化させたと紹介した。

生態(tài)環(huán)境部によると、全國(guó)338の市全體で、3月に大気の質(zhì)が「優(yōu)良」と判斷された日は前年同月比3．7ポイント減の81．4％だった。PM2．5の濃度は同2．1％増の1立方メートル當(dāng)たり48マイクログラム、PM10は同5．0％増の84マイクログラムだった。

日本では、人の健康のために維持されることが望ましい大気1立方メートル中のPM2．5の濃度の基準(zhǔn)が、1年の平均では15マイクログラム以下、1日の平均では35マイクログラム以下と定められている。中國(guó)の大気汚染は日本と比べて、相當(dāng)に深刻な狀態(tài)が続いている。（翻訳?編集/如月隼人）