2012年2月28日午後6時ごろ(現(xiàn)地時間)、中國?新疆ウイグル自治區(qū)で複數(shù)人の暴徒による市民の無差別殺人事件が発生し、少なくとも12人が犠牲となった。聯(lián)合早報の29日付の報道。

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中國國営?新華社の報道によると、事件は同自治區(qū)カシュガル地區(qū)葉城県で発生。刃物を手にした暴徒が通行人に次々と襲いかかり、死傷者を出した。駆けつけた現(xiàn)地警察がその場で容疑者2人を射殺、殘った容疑者を現(xiàn)在も追っている。事件の原因や詳細(xì)についてはまだ報じられていない。

2009年、同自治區(qū)ウルムチ市でウイグル族と漢族の衝突が発生して以來、自治區(qū)內(nèi)では不安定な情勢が続いている。昨年の7月にはカシュガル市で同様の事件が発生し、50人以上が犠牲となった。

カシュガル地區(qū)は自治區(qū)南西部、中國最西端に位置し、タジキスタン?アフガニスタン?パキスタン?キルギスタンと國境を接している。イスラム過激派?民族獨立派?國際テロ組織などが活発に活動しており、國內(nèi)でも治安に不安を抱える地域のひとつだ。(翻訳?編集/愛玉)