中國(guó)人多い川口市芝園団地、ある取り組みで住民からのクレームが減少―中國(guó)メディア

Record China    2018年4月17日(火) 6時(shí)20分

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14日、中國(guó)僑網(wǎng)は、埼玉県川口市の芝園団地で、日本人と中國(guó)人の相互理解のため、交流會(huì)が行われていると伝えた。資料寫真。

2018年4月14日、中國(guó)僑網(wǎng)は、埼玉県川口市の芝園団地で、日本人と中國(guó)人の相互理解のための交流會(huì)が行われていると伝えた。

記事は、「川口市の芝園団地には約5000人の住人がいるが、そのうち約半數(shù)が中國(guó)人を主とする外國(guó)人である」と紹介。東京の中心部から電車で30分ほどの立地で、団地內(nèi)に入ると香辛料の香りが漂い、子どもたちは中國(guó)語(yǔ)ではしゃぎまわっているという。

記事によると、「以前は、習(xí)慣文化の違いのために異なる國(guó)籍の住民同士の間にトラブルが発生していたが、今では自治體や大學(xué)生ボランティアらの努力により、交流と相互理解が深まっている」という。

記事は、4月上旬の土曜日に、団地入り口の広場(chǎng)に日本とアジアの巨大な地図がかけられたことを紹介。これは多文化交流を促すイベントで、通りがかる住民は地図上の自分の出身地を指さして、祖國(guó)を自慢するためのものだという。

約1年前にこの団地へ引っ越してきたという金永権(ジン?ヨンチュエン)さんは、「故郷は吉林省。朝鮮半島に近いので冷麺がおいしいところ」と笑いながら語(yǔ)った。そして金さんは、自治會(huì)加入の手続きを行ったという。

このイベントは、埼玉県と東京都の大學(xué)生からなるボランティア団體「芝園かけはしプロジェクト」が計(jì)畫したもの。早稲田大學(xué)4年生の森下誠(chéng)さんは、「今日のような短い會(huì)話をきっかけに、多くの人がその他の交流イベントに參加してくれたらうれしい」と語(yǔ)ったという。

自治會(huì)の紹介によると、芝園団地には1990年代後半からIT企業(yè)に勤める中國(guó)人などが居住するようになったという。この20年で外國(guó)人の數(shù)は10倍に増えたが、日本のルールを知らないために、夜中に大聲で話したりごみの分別が徹底されなかったりなどの問(wèn)題が起きていた。日本のネット上では皮肉を込めて「団地が中國(guó)人に占領(lǐng)された」との書き込みもあったという。

記事は「交流プロジェクトと自治體との協(xié)力は2015年ごろから始まった」と紹介。「外國(guó)人に対する差別的な落書きを消して、友好の象徴としてカラフルな手形を付けるなどのイベントを行った。そして、住民が講師となって中國(guó)語(yǔ)教室、料理教室などを開くことで相互理解が深まり、最近ではクレーム件數(shù)も減ってきた」と伝えた。

また、今年1月には多文化共生の優(yōu)秀な事例として、川口芝園団地自治會(huì)は國(guó)際交流基金から「地球市民賞」を授與された。自治會(huì)の韮澤勝司會(huì)長(zhǎng)は、「日本全體で今後も外國(guó)人が増加していくだろう。容易ではないが、日常の友好や互いにあいさつする関係が形成されれば、住民の心情も良くなる」と語(yǔ)ったという。(翻訳?編集/山中)

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