Record China 2012年3月6日(火) 12時25分
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2月28日、臺灣紙の公式ブログに中國本土で働く臺灣人読者の寄稿記事「忠誠心が買えない」が掲載された。寫真は12年2月、江蘇省揚(yáng)州市で開催された就職説明會。
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2012年2月28日、臺灣紙?旺報の公式ブログに中國本土で働く臺灣人読者の寄稿記事「忠誠心が買えない」が掲載された。以下はその內(nèi)容。
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「謝って済むなら、警察はいらない」と同じような考え方は、多くの事柄に通用する。例えば、「2500元(約3萬2000円)で忠誠心が買えるなら、離職ブームは起こらない」。中國本土では新年の前後に離職率が急激に上がる。年越し前に辭めるのは低賃金で働く人たち。年越し後は、何となくもっと條件の良い仕事はないかと辭めていく人たちだ。
筆者は中國本土の會社で働いているのだが、「會社を辭めること」に対して、中國本土の社員は臺灣人よりかなりドライだと思う。名殘惜しむこともなく、「いつものこと」とばかりにまるで気にしない。臺灣では上司が必ず數(shù)カ月は慰留するが、中國の會社ではそんなことも全くない。
ネット上で年越し後の離職率が毎年20%を超えることを嘆き悲しむ臺灣人幹部が紹介されていた。臺灣人は確かに情を大事にする部分があるが、たまに単なるセンチメンタルなお涙頂戴とどこが違うのか、と思ってしまう。月にわずか2500元の報酬しか出さず、後は情に訴えるようなやり方で社員を引き留めようとしても無理というものだろう。
中國本土の社員は臺灣人と違い、情の部分でどうにかなるものではない。個人の利益を會社の利益のために犠牲にするようなこともない。會社にとっては非常に頭の痛い問題だが、彼らにとってみれば自分を守るためだということになる。
経営の神様といわれる松下幸之助の本を読み、日本式の経営理念というものを知った?!干鐔Tは家族」といった考え方は臺灣だったら十分に通用するが、中國本土では難しいだろう。これは文化の違いだ。臺灣にいた時は臺灣人が日本人の影響を深く受けていることに気付かなかったが、中國本土に來てみて、改めて自分は全くこの環(huán)境に馴染めないと悟った。
ただ、文化的な要因を除いても、上海で月に2500元の報酬しか出さずに、離職率が高いと嘆く臺灣人幹部の気持ちがよく分からない。本當(dāng)に嘆いているのは辭めていく方の人たちではないだろうか。(翻訳?編集/NN)
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