日本の「酒蔵ツーリズム」、外國人客を地方へ呼び込む目玉に―中國メディア

BRIDGE    2018年4月20日(金) 15時50分

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訪日外國人旅行者の間で日本酒に対する需要が高まっていることを受け、日本政府は17年10月、消費(fèi)稅免稅店の許可を受けた酒蔵が、訪日外國人旅行者に日本産の酒類を販売する際の酒稅を免除する制度を創(chuàng)設(shè)した。資料寫真。

訪日外國人旅行者の間で日本酒に対する需要が高まっていることを受け、日本政府は17年10月、消費(fèi)稅免稅店の許可を受けた酒蔵が、訪日外國人旅行者に日本産の酒類を販売する際の酒稅を免除する制度を創(chuàng)設(shè)した。日本各地では、外國人観光客を呼び込むべく、酒蔵関連のさまざまな取り組みが行われている。人民網(wǎng)が18日、日本メディアの報道を引用して伝えた。

記事によると、高松國稅局はこのほど、香川など四國4県の酒造所をリストアップした「四國酒蔵マップ」を改訂した。同マップは16年に日本語?英語版、17年に中國語版やハングル?日本語版が作成され、これまでに2萬8000部が発行されている。今回の改訂では13の酒蔵を新たに追加したほか、旅行者が蔵を訪ねやすいようJRなどの路線網(wǎng)も掲載したという。

新潟では、世界的な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「新潟市観光ランキング」で1位に評価され、年間の酒蔵來訪者が3萬人を超える「今代司酒造」がこのほど、「日本酒ブティック」をオープンした。直売スペースをブティック然としたたたずまいにリニューアルし、新たにテイスティングスペースなども設(shè)け、観光スポットとしての魅力を高めたという。

日本酒の生産量で全國トップ5に入る「隠れた酒どころ」の埼玉県では、川越市産業(yè)観光館「小江戸蔵里」內(nèi)にこのほど、県內(nèi)全35蔵の地酒を500円で飲み比べできる「ききざけ処」がオープンした。同市を訪れる外國人観光客は16年の約17萬人から17年20萬人あまりと右肩上がり。日本酒は訪日外國人らを呼び込む新たな目玉となりそうだ。(提供/Bridge?編集/Akutagawa)

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