2012年3月5日、中國人民解放軍の模範(fàn)兵士で文革時代の精神教育のモデルとなった雷鋒（レイ?フォン）の沒後50周年に合わせ、中國獨自のギネス記録認(rèn)定機関である「上海大世界ギネス（基尼斯）」が雷鋒に2つの“ギネス記録”を認(rèn)定した。遼寧省のニュースサイト?東北新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

上海大世界ギネスはかの有名なギネス?ワールド?レコード社のギネス記録（中國語表記は吉尼斯）とは全く別のもの。1992年に総本部が発足、2002年には裁判沙汰になったにもかかわらず活動を続け、これまでに數(shù)多くの「中國獨自のギネス記録」を認(rèn)定してきた。

雷鋒は毛沢東時代、若くして殉職した人民解放軍の模範(fàn)兵士。なかば神格化され、共産黨の推奨する思想的モデルとして、教科書や絵本にも多く用いられてきた。今でも3月5日の「雷鋒に學(xué)ぶ記念日」には學(xué)生に正しい行いを?qū)Wばせるための活動が展開される。

このたび、この英雄に「黨と國家指導(dǎo)者の揮毫（きごう）に最も多く登場した兵士」「出版物が最も多い兵士」という2つの“ギネス記録”が認(rèn)定された。歴代指導(dǎo)者の毛沢東、周恩來、劉少奇、朱徳、トウ小平、江沢民など17人が「雷鋒同志に學(xué)べ」など、雷鋒の名前を計18回も揮毫の言葉に使った。出版物はおよそ400種、記念切手も100種類ほどに上る。（翻訳?編集/NN）