2012年3月6日、中國(guó)最大手のネットオークションサイト?タオバオ（淘寶）が、全國(guó)エリア別のユーザーにおける購(gòu)買傾向の2011年の調(diào)査結(jié)果を発表した。地域別の人気商品から、それぞれのお國(guó)柄が垣間見える。中國(guó)大手ポータルサイト?網(wǎng)易（NETEASE）の報(bào)道。

【その他の寫真】

中國(guó)人にとって人生で最も重要なことであり、人生最大の楽しみであり、最も抗いがたい誘惑のひとつである「美食」だが、中でも広東省広州市は“食は広州にあり”とも言われるように、屈指の美食家が揃う街として知られる。しかし、タオバオを通じた飲食関連のクーポン券購(gòu)入額が最多だったのは“字違いの”杭州市（浙江?。?。次に上海市が続き、広州市はなんと全國(guó)12位という結(jié)果に。ちなみに、杭州市は外食産業(yè)も盛んで、多業(yè)態(tài)の店舗を展開する。全國(guó)屈指の緑茶の産地であるため、ティールームや茶農(nóng)家のレストランが多く、バーや西洋料理のレストランも豊富。もちろん、地元料理の名店も數(shù)知れない。ちなみに、食品やお菓子関係の売り上げ上位はすべて南部の都市で獨(dú)占されている。

北京で最も売れているのは、贈(zèng)答品の類だ。しかも、文化的?蕓術(shù)的な価値の高いものが好まれる。季節(jié)を問わずによく売れ、市民の購(gòu)買力も高い。これは贈(zèng)答品によってビジネス上の人間関係をより発展させる文化によるものだという。

ビジネスのおつきあいでなく、配偶者や戀人へのプレゼント購(gòu)入額でトップだったのが浙江省。実に女性消費(fèi)者の20％が男性用の商品を購(gòu)入しており、その平均額は1000元（約1萬2800円）に上った。

中國(guó)ではまだ日用品と認(rèn)識(shí)されていない救急用品（包帯?醫(yī)療用コットンなどから、救急箱一式まで）が最も売れているのは寧波市（浙江?。?。これは寧波市民の慎重で用意周到な性格を表しているのか？

書籍が最も売れているのは江蘇省で、全國(guó)のランキングの上位6位を省內(nèi)の都市が占めた。1位は省都の南京市で、省全體の購(gòu)入額は2億6000萬元（約33億円）。

商品検索のキーワードを見ると、なぜが最西部の新疆ウイグル地區(qū)が「ビキニ」の検索件數(shù)全國(guó)1位だったり、上海市民が好んで検索するワードが「コーチ」「グッチ」「バーバリー」などブランド名ばかりだったり、興味深い調(diào)査結(jié)果が揃った。(翻訳?編集/愛玉)