2018年4月19日、中國メディア?快科技は、「日本人はなぜ支付寶（アリペイ）を使わないのか」と題し、日本でモバイル決済が普及しない理由について論じた。

記事は「アリババが、今年日本人市場に參入することを宣言したが、この目標(biāo)の実現(xiàn)には大きな疑問符がつく。今や日本でも數(shù)多くの店で支付寶（アリペイ）などのモバイル決済方式が導(dǎo)入されているが、よくよく分析してみると、利用者の99％が日本に観光や出張でやってきた中國人や中國人留學(xué)生で、日本人の利用者は1％を超えない。最も簡単で直接的な原因は、日本人が通常、中國の銀行口座と攜帯電話番號(hào)を持てず、アカウントを開設(shè)できないことだ」とした上で、これ以外の大きな理由について3つ挙げている。

1つめは、個(gè)人情報(bào)の保護(hù)だ。記事は「日本では2005年に個(gè)人情報(bào)保護(hù)法が制定されて、個(gè)人情報(bào)の漏えいに対して厳しい管理が行われているほか、國民も個(gè)人情報(bào)保護(hù)に対して敏感である」と説明?！钢袊违猊啸ぅ霙Q済のような第三者による決済方法は、プライバシー性の高い個(gè)人情報(bào)がビッグデータとして企業(yè)や行政に利用されるリスクがあると考えられており、日本では発展の可能性が低い」と指摘した。

2つめは、クレジットカードの利用環(huán)境が整っていること?！溉毡兢违庭氓去伐绁氓豫螗挨?、大部分がクレジットカード決済。日本では信用を判斷するのが銀行やクレジットカード會(huì)社である上、クレジットカードが決済の手段になっている。日本の強(qiáng)い信用環(huán)境とクレジットカードサービスにより、日本人はネット決済を含めてクレジットカードを便利に利用することができる」と論じた。

そして3つめに挙げたのは、日本人の金銭感覚だ。記事は「日本にはクレジットカードを使わず、現(xiàn)金しか持たない人がいる。クレジットカードでは金銭感覚が麻痺してしまうというのだ。日本ではカード破産がしばしば発生しており、これもクレジットカードを持ちたがらない理由になっている。さらに、手?jǐn)?shù)料の支払いやその場で入金されないことからクレジットカードを拒否する商業(yè)者も一部にいる」と解説している。（翻訳?編集/川尻）