2018年4月23日、韓國(guó)?ソウル新聞は「セウォル號(hào)遺族に消すことのできない傷を與えた団體を、國(guó)內(nèi)最大の企業(yè)であるサムスンが支援していたという疑惑が浮上した」と伝えた。

記事によると、韓國(guó)の右傾化インターネットコミュニティサイトとして知られる「日刊ベストストア」のメンバーと保守団體「自由青年連合」「セマウルフォーラム」などは14年9月、ソウルの光化門（カンファムン）でチキンやピザを食べるパフォーマンスを行った。これは同年4月に起きたセウォル號(hào)沈沒(méi)事故の真実を明らかにするためハンガーストライキをしていた遺族らを嘲笑する目的のいわゆる「暴飲暴食闘爭(zhēng)」だったという。

サムスンは13年10月、自由青年連合に1500萬(wàn)ウォン（約150萬(wàn)円）を寄託したという?！附U済自由化拡散運(yùn)動(dòng)支援」が支援の名目で、「全國(guó)経済人連合會(huì)（全経連）」を通じて送金する方法をとっていた。全経連は14年にも自由青年連合の口座に1000萬(wàn)ウォン（約100萬(wàn)円）を、15年には6000萬(wàn)ウォン（約600萬(wàn)円）を入金していたそうだ。

さらにサムスンは14年5月のセウォル號(hào)追悼集會(huì)に反対する大規(guī)模な「対抗集會(huì)」を開催した元警察官の集まり「警友會(huì)」にも、13年8月に5000萬(wàn)ウォン（約500萬(wàn)円）、14年6月に1億5000萬(wàn)ウォン（約1500萬(wàn)円）の計(jì)2億ウォン（約2000萬(wàn)円）を支援したという。

これに関する裁判で、全経連のイ?スンチョル副會(huì)長(zhǎng)は保守団體への支援について「サムスンの要求を拒否することが難しかった」と証言。一方、サムスンは「裁判中」との理由で同問(wèn)題への言及を避けたという。

この報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは1萬(wàn)4000件を超えるコメントが集まっており、この問(wèn)題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には「こんなことをしていたのか」「何をやっているんだ」「サムスン不買運(yùn)動(dòng)を！」「セウォル號(hào)遺族を侮辱し蔑視する保守団體の背後にあるサムスンの黒い影」「ある意味、韓國(guó)最大の積弊がサムスンと言えるかも」「サムスンが韓國(guó)経済に貢獻(xiàn)しているのは確かだが、國(guó)民の価値観を歪めているのも確かだと思う」など、サムスンへの批判の聲が多く並んだ。

また「世界で唯一の4権分立國(guó)の國(guó)が大韓民國(guó)。司法、立法、行政、財(cái)閥」と主張するコメントも見られた。（翻訳?編集/三田）