2012年3月7日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは記事「改革、習(xí)近平?李克強に他の選択肢はない」を掲載した。

【その他の寫真】

口では改革を唱えながらも10年間の在任期間中、大きな前進を果たせなかった胡錦濤（フー?ジンタオ）?溫家寶（ウェン?ジアバオ）體制。次期政権である習(xí)近平（シー?ジンピン）?李克強（リー?カーチアン）體制は「本物の改革者」になる以外の選択は殘されていない。中國経済は今、転換點を迎えており、政治と経済の構(gòu)造転換を図る以外に健全な未來を開く道はない。

現(xiàn)在開催中の「両會」（全國人民代表大會、全國政治協(xié)商會議の総稱。日本の國會に相當(dāng)）は政府提案を承認するだけの「ゴムのハンコ」と揶揄（やゆ）されているが、しかし反対票は年々増加しているほか、中央政府から基礎(chǔ)自治體まですべての指導(dǎo)者が集まるとあって民間から數(shù)千件もの提案が寄せられる。

では習(xí)?李體制の最初の課題は何になるのだろうか？高官らの言葉を聞く限り、おそらくは汚職対策と國有企業(yè)による獨占體制の打破となりそうだ。歴史をひも解いてみても、新皇帝の第一の仕事は腐敗と官僚主義の取り締まりだった。

命令を聞かない部下を排除し腹心を取り立てることが目的だが、習(xí)?李體制は肥大化した官僚體制の整理によって民意をつかむことができよう。またコンパクトになった政府機構(gòu)と民間企業(yè)に対する規(guī)制緩和は、中國経済にさらなる持続的発展をもたらすものとなる。（翻訳?編集/KT）