2018年4月22日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、臺(tái)灣軍の元艦長の呂禮詩氏が、臺(tái)灣國防部に対し、「日本の防衛(wèi)省に學(xué)び、中國軍機(jī)?軍艦に関する情報(bào)をタイムリーに公開すべきだ」と主張したことを紹介した。

記事は、中國軍が12日に南シナ海で閲兵式を行い、18日には臺(tái)灣海峽で実弾演習(xí)を?qū)g施し、中國中央テレビが21日、臺(tái)灣のF16戦闘機(jī)が中國軍機(jī)を「監(jiān)視」する寫真を公表したことなどに関連し、臺(tái)灣では「中國のメディアが先に報(bào)道し、臺(tái)灣メディアはそれを後追いで報(bào)道している」として議論が起きていることを紹介した。

記事によると、こうした議論を受け、呂禮詩氏は、日本の防衛(wèi)省が中國軍の動(dòng)向をホームページで公表していることを引き合いに出し、「このインターネット時(shí)代に、臺(tái)灣國防部は、中國軍機(jī)?軍艦による臺(tái)灣周辺の航行について何も語らない」「臺(tái)灣國防部が中國軍の動(dòng)向を公表しなくても、中國はCCTV（中國中央テレビ）やウェイボーを通じて情報(bào)を世界に発信している。中國軍は軍事演習(xí)だけでなく、心理戦、輿論戦、法律戦も展開している」などと指摘。その上で「臺(tái)灣メディアはリアルタイムのニュースやクリック率を重視し、中國メディアの報(bào)道を見守っているだけだ。こうした狀況を解消するための根本的な方法は、臺(tái)灣國防部が日本の防衛(wèi)省に學(xué)び、最新情報(bào)をタイムリーに対外発表することだ」と提言したという。（翻訳?編集/柳川）