Record China 2018年4月23日(月) 11時50分
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22日、韓國メディアによると、ベトナム戦爭中に起きた韓國軍によるベトナム民間人虐殺事件の生存者らが韓國政府を被告人に見立てて市民裁判(模擬裁判)を行った。寫真はベトナム。
2018年4月22日、韓國?MBCによると、ベトナム戦爭中に起きた韓國軍によるベトナム民間人虐殺事件の生存者らが韓國政府を被告人に見立てて市民裁判(模擬裁判)を行った。
記事によると、韓國ソウルで同日開かれた裁判で、金英蘭(キム?ヨンラン)裁判長は「有罪」判決を下した。金裁判長が「原告の尊厳と名譽(yù)を回復(fù)させるため、被告?大韓民國の責(zé)任を公式に認(rèn)めよ」と宣告すると、原告席に座っていた生存者らからは拍手が送られたという。また金裁判長は韓國政府に対し、ベトナム戦爭當(dāng)時の民間人虐殺をはじめとする不法行為について真相を究明するよう勧告したとのこと。
これについて、記事は「模擬裁判のため判決に拘束力はない」としつつも、「事件から約50年後に初めて韓國政府の責(zé)任を指摘したという點(diǎn)に被害者らは意味を見出している」と説明。同裁判でフォンニィ?フォンニャットの虐殺の生存者である女性は「つらい気持ちが少し和らいだ」と話したという。
韓國政府は1965年に初めてベトナム戦爭に戦闘兵を送り、その後の約8年で32萬人を派兵。當(dāng)時、韓國軍の攻撃により命を落としたベトナム民間人は數(shù)百?數(shù)千人に達(dá)するとも言われている。同裁判に參加したハミの虐殺の生存者である女性は「韓國政府と參戦した軍人らが虐殺の事実を認(rèn)めてくれるよう願う」と訴えたという。
記事は最後に「過去に韓國大統(tǒng)領(lǐng)が両國間の不幸な歴史について遺憾の意を示したことはあったが、公式に民間人虐殺を認(rèn)めたことはない」と説明している。
この報道に、韓國のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられている。
「被害者の望みどおりにしてほしい」「自國の過去を反省しなければ日本に謝罪を要求できない」と韓國政府の謝罪や補(bǔ)償を求める聲も出ているが、「當(dāng)時、南ベトナム解放民族戦線は民間人のふりをしていたのだから仕方ない」「民間人の服裝で韓國軍に近づき、手りゅう弾や銃で攻撃したことはどう釈明する?」など反発の聲も多く見られる。
その他、「ベトナム政府が謝罪を拒否しているのでは?」「直接的な戦爭當(dāng)事者國の米國とは何の問題もないのに、なぜ一部の韓國人が模擬裁判を開いて問題化させるの?」と指摘する聲や、「日本の朝鮮侵略戦爭とは性格が全然違う。とはいえ民間人虐殺は間違ったことだから謝罪するべき。でも國の補(bǔ)償は日本の侵略戦爭とは區(qū)別されるべき」との主張も上がっている。(翻訳?編集/堂本)
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