2012年3月7日、福建省アモイ発の飛行機(jī)に搭乗予定の女性客4人が、緊急用救命胴衣を盜んだ罪で拘留された。4人は飛行機(jī)に乗るのは初めてで、持ち帰って水泳に使おうと思ったと供述している。新華網(wǎng)が伝えた。

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7日午後3時頃、安全検査で不審に思った職員が荷物を開けたところ、4人の荷物から救命胴衣が発見された。

女性たちは「持ち去ったら法律違反？本當(dāng)に知らなかった」と驚きの聲を上げ、「初めて飛行機(jī)に乗るので、取ってはいけないとは知らなかった」と供述している。4人は公務(wù)員で、職員旅行でアモイを訪れていた。3日、アモイ著の飛行機(jī)で救命胴衣を持ち去り、帰りの便に搭乗しようとしたところ、所持が発覚した。警察によると、4人同時に救命胴衣を持ち去ったのは偶然の一致で、事前に示し合わせてのものではないという。

航空機(jī)の救命胴衣は緊急著陸用の設(shè)備であり、乗客が持ち去ることは許されない。アモイ空港では昨年、救命胴衣の竊盜が3件起こっているという。救命胴衣は複數(shù)回の使用はできず、しかも航空會社のロゴが大きく描かれているので、公共の場所ではすぐにそれと分かってしまう。

空港警察は「救命具を持ち去る行為は中國民用航空法に抵觸する。救命胴衣を一著持ち去ることは、一人の命を奪うことに等しい」と述べ、女性客4人は『治安管理処罰法』により15日以下の拘留に処される見込みだという。（翻訳?編集/岡本悠馬）