臺灣メディアの中時(shí)電子報(bào)によると、米國の在臺灣出先機(jī)関である米國在臺灣協(xié)會（AIT）臺北事務(wù)所の新館には、米海兵隊(duì)が駐屯して警備を擔(dān)當(dāng)する。臺灣側(cè)も平等の原則に基づき、在米國の臺灣施設(shè)に警備のために自軍部隊(duì)を駐屯させることを米側(cè)に求める可能性があるという。中國の猛反発は必至だ。

AIT臺北事務(wù)所新館のスティーブン?ヤング元所長が、同事務(wù)所新館への米海兵隊(duì)駐屯について述べた。同事務(wù)所は事実上の米國の駐臺灣大使館であり、所長は事実上の大使。ただしこれまでは、「米臺関係は非公式関係」との形式があっため、米國は警備のための軍部隊(duì)を派遣していなかった。

ヤング元所長は2017年2月にも、AIT臺北事務(wù)所の新館では米海兵隊(duì)が警備を擔(dān)當(dāng)するとの認(rèn)識を示し、中國側(cè)が猛反発した。23日の中時(shí)電子報(bào)によると、ヤング元所長は改めて、海兵隊(duì)が警備を擔(dān)當(dāng)する計(jì)畫は確定したと述べた。

臺灣に派遣される海兵隊(duì)の規(guī)模は10人程度にとどまると見られているが、中國側(cè)が「一つの中國という米中合意の大原則に反する」などとして猛反発するのは必至だ。

AIT臺北事務(wù)所新館への米軍部隊(duì)の派遣については、馬英九（マー?インジウ）政権時(shí)代に臺灣の安全保障部門が対応策について計(jì)畫をまとめており、2國関係の平等の原則により、臺灣側(cè)は米國に対して、在米臺灣施設(shè)の警備のために軍の憲兵隊(duì)派遣を認(rèn)めるよう要求する可能性もあるという。（翻訳?編集/如月隼人）