2018年4月23日、新浪新聞など複數(shù)の中國(guó)メディアによると、旅行者の高齢女性がホテルに備え付けてあった電気ケトルに汚れた下著を入れて煮沸洗浄していたことを添乗員が明かし、物議を醸している。

添乗員は中國(guó)のSNS?微信（WeChat）のグループチャットで「同じ部屋のおばあちゃんがケトルで自分の汚れた下著を煮沸してる。気持ち悪過ぎ！」と報(bào)告。さらに「こういうのは本當(dāng)に耐えられない」「すぐに制止したけど、もう遅かった」「皆さん、今後は電気ケトルを持參しましょう…」などとしており、このやり取りがグループ內(nèi)の人物によってネット上にアップされ、拡散したようだ。なお、具體的な場(chǎng)所やホテル名などは明かされていない。

この一件は中國(guó)で大きな話題になっており、大手ポータルサイト?百度（バイドゥ）のニュースページのトップでも取り上げられている。ネットユーザーからは、「ちょうど朝ごはん食べてる時(shí)にこのニュース見ちゃったよ」「気持ち悪っ！家でも電気ポットで下著を煮沸してるんじゃないの？」といった聲や、「私はホテルの電気ケトルを使ったことはない」「ケトルで靴下を煮沸するのも珍しくない。吸い殻が入っていたこともある。だから絶対にホテルのケトル、コップ、タオルは使わないようにしてる」といった聲が寄せられている。

この件について、長(zhǎng)春晩報(bào)は「電気ケトルで下著を煮沸する行為が注目されたのはこれが初めてではない」とし、過去にネット上で「きれい好きの友人は、毎回ホテルの電気ケトルで下著を煮沸している」という投稿が物議を醸したことを紹介。また、「國(guó)內(nèi)だけでなく海外でも同様のことがあった」とも伝えており、オーストラリアや英國(guó)のメディアでも電気ケトルで下著を煮沸する行為が報(bào)じられたことがあると紹介した。

さらに、日本に至っては2015年にしらべぇが「30人に1人はビジネスホテルの電気ケトルで小便を沸かしたことがあるらしい」と報(bào)じた記事を紹介。同記事によると、日本の10?50代の男女326人にアンケート調(diào)査を行ったところ、12人が「小便を沸かしたことがある」と回答したという。

長(zhǎng)春晩報(bào)によると、あるホテルの擔(dān)當(dāng)者は「確かに（宿泊客が）電気ケトルでおかしなものを煮るという現(xiàn)象はあります」と回答。以前、中年の宿泊客が煮卵を作り、ケトルに異臭がついてしまった。問い詰めたものの頑として認(rèn)めなかったので、仕方なくケトルを処分したという。

卵なら我慢できるかもしれないが、下著を煮たケトルはたとえ消毒されていたとしても御免こうむりたい人が多いのではないだろうか。（翻訳?編集/北田）