2012年3月7日、中國(guó)の軍事費(fèi)急増に伴い、各國(guó)で脅威論が高まる中、実はひそかに得をしていた「隠れた勝ち組」について、米外交専門誌フォーリン?アフェアーズ（電子版）が取り上げた。11日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

同誌によると、中國(guó)の軍事費(fèi)急増による意外な海外の「隠れた勝ち組」は以下の通り。

1、ノルウェー沿岸警備隊(duì)―中國(guó)の北極海への進(jìn)出と周辺國(guó)で構(gòu)成する北極評(píng)議會(huì)への參加を全力で阻まなければならないため、年々予算が増加中。

2、フィリピン空軍パイロット―F5戦闘機(jī)の退役後、しばらく出番がなかったが、中國(guó)軍の活動(dòng)範(fàn)囲拡大に伴い、F6戦闘機(jī)で再び華々しく大空に飛び立つ日が來(lái)る可能性が。

3、インド洋のセーシェル―昨年12月、中國(guó)軍に軍事拠點(diǎn)の建設(shè)を誘致。これにより、同國(guó)の経済が急激に活性化することは間違いない。

4、インドの武官―中國(guó)の臺(tái)頭に懸念を抱く東南アジア諸國(guó)から頼りにされる存在に。空前の忙しさに見舞われている。

5、米サイバー司令部―ペンタゴンが軍事費(fèi)削減を進(jìn)める中、中國(guó)のサイバー攻撃に対する予算だけは別扱い。引き続き増加の一途をたどっている。

6、臺(tái)灣の潛水艦乗組員―中國(guó)の國(guó)防予算案が初めて1000億ドルを超えたが、臺(tái)灣の海軍にとってはかえって好都合。新しい潛水艦の購(gòu)入を政府にプッシュしやすくなった。

7、イスラエルの無(wú)人機(jī)技術(shù)者―技術(shù)力は世界でもトップクラス。中國(guó)が海上から攻めてくることを恐れるアジア諸國(guó)から、そのうち注文が殺到するはず。

8、ミャンマーのテイン?セイン大統(tǒng)領(lǐng)―中國(guó)の軍事力増強(qiáng)が地域に脅威を與えることは、新政権の民主化を世界にアピールするのにかえって好都合。再び中國(guó)の懐に収まるのを防ぐため、米國(guó)など各國(guó)が政治改革を溫かく見守るだろう。（翻訳?編集/NN）