2018年4月26日、英BBCの中國(guó)語版サイトは、中國(guó)の全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代＝國(guó)會(huì)）常務(wù)委員會(huì)が25日、舊日本軍のコスプレで記念撮影をするなどの「精日（精神日本人）」行為を厳しく取り締まる方針を決めたことに関連し、「中國(guó)はなぜ精日分子を取り締まる法整備を進(jìn)めるのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、「英雄的な殉難者の精神や愛國(guó)心の高揚(yáng)」を目的とし、英雄や殉難者の侮辱や誹謗（ひぼう）に及んだ者を処罰する「英雄烈士保護(hù)法案」が全人代常務(wù)委員會(huì)に提出され審議されていることを紹介し、審議中の法案に「精日」行為に関する條文を追加し、刑事責(zé)任を追及できるようにする方針が決まったことを紹介した。

その上で記事は、今月行われた映畫関連イベントで、終了後の會(huì)場(chǎng)に大量のごみが散亂している様子に腹を立てたある中國(guó)人大學(xué)院生が、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）で「臭い中國(guó)人ども！」とののしると、「中國(guó)を辱める精神日本人」などと糾弾され、身元をネット上にさらされる事態(tài)になったことを取り上げた。

記事はさらに、今年2月に「南京大虐殺の死者はたったの30萬人。少なすぎた」などとネット上に投稿し5日間の行政拘留処分を受けた男が翌月、「南京大虐殺記念館」で侮蔑的な言葉などが含まれる動(dòng)畫を撮影してネット上に投稿し再び拘留処分を受ける騒ぎを起こしたこと、こうした事態(tài)を受け、王毅（ワン?イー）外相が両會(huì)の記者會(huì)見で「精日分子は中國(guó)人のくずだ」と批判したこと、俳優(yōu)のジャッキー?チェンを含む38人の全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議の委員が、國(guó)家と民族の尊厳保護(hù)のための新法制定を提案したことなどを紹介した。

その上で記事は、全人代常務(wù)委員會(huì)で審議中の「英雄烈士保護(hù)法案」に、「英雄烈士の功績(jī)や精神を冒とくし、侵略戦爭(zhēng)や戦略行為を宣伝?美化し、面倒を引き起こし、公共の秩序を亂し、治安管理に違反する行為を構(gòu)成した場(chǎng)合は、公安機(jī)関が法律に基づいて治安管理処罰を科し、犯罪を構(gòu)成した場(chǎng)合は、法律に基づき刑事責(zé)任を追及する」という條文が追加されることを伝えた。（翻訳?編集/柳川）