2018年4月26日、中國で人気を集めた「東京女子図鑑」の北京版となる「北京女子図鑑」の配信がこのほどスタート。主演女優(yōu)のチー?ウェイ（戚薇）は、自分のあらゆる経験を役柄に投入したと語っている。信息時報が伝えた。

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話題の小説を実寫化したドラマ「東京女子図鑑」は昨年、中國でも注目されて人気を集めた。動畫配信サイトの優(yōu)酷（YOUKU）では、北京と上海を舞臺にした中國バージョンを製作。うち「北京女子図鑑」が今月10日から配信をスタートし、地方出身で上昇志向の強いヒロインの姿が注目されている。

ドラマのヒロインは四川省出身という設(shè)定だが、演じるのは同じく四川省出身の人気女優(yōu)チー?ウェイ。ジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督と福山雅治がタッグを組んだ映畫「マンハント」のヒロイン役でも知られる。北京で奮闘する女性の姿には、下積み時代の自分を重ね合わせ、この役を演じるにあたって、「思い出したくないことまで、あらゆる経験をすべて投入した」と語っている。

北京にやって來たばかりのヒロインが、路上で寂しくトウモロコシをかじりながら泣くシーンが話題になっている。チー?ウェイによると、思いを込め過ぎたせいか涙があふれて止まらず、NGなしで撮り終えたとのこと。OKが出た直後に監(jiān)督から、「これまでどんな経験をしてきたの？」と逆に聞かれるほどだったという。

獨立した自分を目標にしながら男性への依存度が高いヒロインの姿には、視聴者から「ブレすぎ」「受け入れられない」という聲も多い。チー?ウェイ自身はそんなヒロインの生々しい姿を「嫌いにはなれない」といい、「欲望は前進するためのパワーになる」と語っている。（翻訳?編集/Mathilda）