2012年3月12日、映畫「猟奇的な彼女」や「ラブストーリー」、「僕の彼女を紹介します」などで知られる韓國のクァク?ジェヨン監(jiān)督が、中國映畫「楊貴妃」の監(jiān)督を降板した。シンガポール紙?聯(lián)合早報(bào)の報(bào)道。

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原因は、主演兼出資者でもある中國人女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）との確執(zhí)だとされる?！爸袊罡呙琅堡趣夂簸肖欷毳榨ˉ螭O(jiān)督の指示した演出を認(rèn)めず、たびたび変更を要求したほか、すでに撮影されたシーンのカットや別シーンの追加を求めるなどしたため、クァク監(jiān)督が「これではどちらが監(jiān)督かわからない」と激怒、ついに降板してしまったという。日本から出演する小栗旬のシーンも大幅にカットされたほか、楊貴妃の初戀の相手役を演じる韓國人俳優(yōu)オン?ジュワンにいたっては、全シーンがカットになったという。

クァク監(jiān)督はこれについて、助手を通じてコメントを発表。「今はまだ腹が立っている狀態(tài)。多くを話したくない」としつつも、ファン?ビンビンへの不満と中國の映畫システムへの失望を漏らしている。後任は近日発表される予定だが、中國のティエン?ジュアンジュアン（田壯壯）監(jiān)督がすでに現(xiàn)場入りし、引き継ぎを進(jìn)めているとの情報(bào)も伝えられている。

ティエン監(jiān)督は、チェン?カイコー（陳凱歌）監(jiān)督やチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督などとともに第5世代監(jiān)督と呼ばれる中國映畫界の巨匠。2009年にはオダギリジョーを主演に「ウォーリアー＆ウルフ（狼災(zāi)記）」を撮影している。（翻訳?編集/岡田）